メルセデスのルイス・ハミルトンは、バウンシングでマシンのポテンシャルを発揮できず、F1サウジアラビアGP予選を8番手で終えた。
ハミルトンはサウジアラビアGP初日のフィーリングに満足できず、リヤの安定感を求めてリヤウイングを変更したものの、ストレートでタイムをロスしてしまうことになった。
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予選Q1を11番手、予選Q2をギリギリの10番手で通過すると、Q3では8番手。7番手となったチームメイトのジョージ・ラッセルとは0.144秒差だった。
ハミルトンは、マシンのバウンドがラップの序盤を特に難しくしていると強調した。
motorsport.comが予選について尋ねると、彼は「全く良い予選ではなかった」と語った。
「昨日はかなりクルマに手こずった。少し大きめのウイングを搭載したことで、FP3ではかなり良くなっていたんだけど、ストレートで0.2秒失っていたんだ」
「でも安定性が戻って、かなり満足できるようになったから、そのまま予選に臨むことにしたんだ」
「だけど残念ながら、バウンシングはまだ残っている。そのせいでプッシュするのがとてもとても難しくなっているんだ。だから最初のセクターでとても遅かったんだ」
そうした弱点は残っているものの、ハミルトンは今季のマシンW15は昨年のW14より高いポテンシャルを持っていると認めた。
「その点を除けば、マシンはあらゆる面で昨年よりはるかに良くなっていると思う」
「ただ、それ(バウンシング)が本当に大きな問題を引き起こしている。第2、第3セクターでは(トップに)かなり近づけた。でも第1セクターでは……昨年もそうだったんだ」
ハミルトンは、セーフティカー出動率も高いサウジアラビアGP決勝に向けて”クール”に戦うと語った。
「予選は9番手と8番手だ。これまでの2回の予選は酷いセッションだった」
「明日はとにかく冷静になることが重要だと思う。明日はとにかく楽しもうと思っている」
「それが現実だ。僕たちはトップ争いや優勝争いをしているわけじゃない。明日はできるだけ多くのポイントを獲得したい」
メルセデスのトラックサイド・エンジニアリング・ディレクターであるアンドリュー・ショブリンは、W15の競争力が十分でないことを認め、レースではチャンスが訪れることを待ってアプローチしていかなければならないと語った。
「高速コーナーでの我々のパフォーマンスは十分ではなかった。でも、鈴鹿とメルボルンに向けてもっと良くする必要がある」
「明日のロングランペースがどの程度になるかはまだわからない。(レッドブルのマックス)フェルスタッペンは頭ひとつ抜けているように見えたが、後ろはかなりタイトだし、デグラデーションについて明確な読みができるほど長く走ったクルマは多くない」
「通常、ここはインシデントが多いレースになるから、我々にチャンスが巡ってくるかもしれない。そのチャンスを生かしたいところだが、今日は十分ではなかった」
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