アウディジャパン(マティアス・シェーパース社長、東京都品川区)は27日、「A3」シリーズベースのハイパフォーマンスモデル「RS3」を4年ぶりに全面改良して2022年4月下旬に発売すると発表した。スポーツバックとセダンの2つのボディータイプを用意する。
最高出力400馬力、最大トルク500ニュートンメートルの排気量2・5リットル直列5気筒ターボエンジンに7速Sトロニックトランスミッションと四輪駆動システムを組み合わせた。左右のリアホイール間で駆動トルクを可変配分する「RSトルクスプリッター」をアウディとして初採用し、ドライブセレクトにも「RSトルクリア」「RSパフォーマンス」の2モードを追加した。新開発のショックアブソーバーとバルブシステムも標準装備した。
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外装ではフロントホイールアーチ後方にエアアウトレットを新設した。フロントトレッドは従来比30ミリメートル拡大し、スポーツバックはリアトレッドも同10ミリ拡大した。内装には12・3㌅ディスプレーを備えた「アウディバーチャルコックピットプラス」と10・1㌅のタッチディスプレーを装備し、各部には専用の意匠を採用した。
価格はスポーツバックが799万円、セダンが818万円。特別装備を施した「スポーツバック1stエディション」を50台限定で用意し、同社として初めてオンライン限定で予約販売する。12月13日まで応募申し込みを受け付け、15日に最初の抽選を実施する。価格は907万円(すべて消費税込み)。
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