現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > フェルスタッペン、アグレッシブな戦略で1.3秒差の勝利「うまくいく確信はなかった。ものすごく嬉しい!」F1第17戦

ここから本文です

フェルスタッペン、アグレッシブな戦略で1.3秒差の勝利「うまくいく確信はなかった。ものすごく嬉しい!」F1第17戦

掲載
フェルスタッペン、アグレッシブな戦略で1.3秒差の勝利「うまくいく確信はなかった。ものすごく嬉しい!」F1第17戦

 2021年F1アメリカGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはポールポジションから優勝を飾った。

 スタート直後、フェルスタッペンは2番グリッドのルイス・ハミルトン(メルセデス)にリードを奪われるものの、離されることなくすぐ後ろを走り続ける。しかしタイヤがオーバーヒートし始めたために10周目にミディアムタイヤからハードに交換、4番手でコースに復帰した。

ハミルトンとの接戦を制したフェルスタッペンが今季8勝目。角田は9位で6戦ぶりの入賞【決勝レポート/F1第17戦】

 その後、前方のグループもピットイン、タイヤ交換を済ませたハミルトンは、フェルスタッペンの後ろで戻ることになった。そのためフェルスタッペンは13周目に再び首位に立つが、ハミルトンはそのギャップを徐々に縮めていった。その差が3秒以内になった29周目にフェルスタッペンは新品ハードタイヤへと交換、2番手で復帰した。

 ハミルトンはセカンドスティントを長く取り、37周目に2回目のタイヤ交換を実施、フェルスタッペンの8.7秒後方でコースに戻った。ハミルトンは新しいタイヤを生かして速いペースで走り、終盤はフェルスタッペンの後方1秒前後にまで近づいたが、フェルスタッペンは凌ぎ切り、1.333秒差でトップでチェッカーを受けた。

 この結果により、ドライバー選手権において首位のフェルスタッペンは287.5点、2位ハミルトンは275.5点と、その差は12点に拡大した。

■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 決勝=1位
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

 エキサイティングなレースだった。アメリカのファンの前で優勝できるなんて信じられないような気分だよ。

 レースの間、ずっとプレッシャーをかけられていた。ルイスがどれだけ早く追いついてくるのか分からなかったんだ。

 まずまずのスタートを切ったと思ったが、ルイスのスタートはそれ以上に良かった。僕たちはターン1でリードを失った後、アグレッシブな戦略を採ることにして、ファーストスティントを短くした。ミドルスティントではアンダーカット可能なタイム差になったために、反応しなければならず、気温が高いなかで最終スティントをとても長く取って、トラックポジションを守ろうとした。

 最後の2周はタイヤがとてもきつかった。ほとんどグリップが残っていなかったんだ。残り2周の時にハースが前にいて、DRSを利用することができた。そうして最後までリードを守り切ることができたんだ。

 今日僕たちチームは全力を出し切った。チェコ(ペレス)と一緒に表彰台に上ることができてうれしかった。

(レース後に会見で語り)このコースはタイヤの摩耗が激しいが、僕たちはアグレッシブな戦略を採った。僕としては、うまくいくのかどうか確信を持てなかった。それでも最後の数周は楽しかったよ。高速コーナーで滑ったりもしたけれど、トップを守り切ることができてスーパーハッピーだ。

こんな記事も読まれています

見た目に惚れて選んでも後悔しない魅力がある【試乗レポート メルセデス・ベンツ CLA】
見た目に惚れて選んでも後悔しない魅力がある【試乗レポート メルセデス・ベンツ CLA】
グーネット
役者が揃った優勝争い─マルティンの長い長い残り5周、M.マルケスの誤算、バニャイアの9コーナー/第5戦フランスGP
役者が揃った優勝争い─マルティンの長い長い残り5周、M.マルケスの誤算、バニャイアの9コーナー/第5戦フランスGP
AUTOSPORT web
コスパ最強のスポーツカーは[先代スイスポ]!! スポーツカーが40万!? 130馬力超えの6MTで買える!
コスパ最強のスポーツカーは[先代スイスポ]!! スポーツカーが40万!? 130馬力超えの6MTで買える!
ベストカーWeb
今なら完全NGよ!! 昔にあった信じられない[ゆる~い交通ルール]
今なら完全NGよ!! 昔にあった信じられない[ゆる~い交通ルール]
ベストカーWeb
マクラーレン「750Sスパイダー」を関西まで長距離テスト! サーキットが真骨頂のクルマが提案する日常の楽しみ方とは
マクラーレン「750Sスパイダー」を関西まで長距離テスト! サーキットが真骨頂のクルマが提案する日常の楽しみ方とは
Auto Messe Web
新型ロータス・エレトレ Sへ試乗 「5.1m」が小さく感じる敏捷性! 歴代最高のインテリア
新型ロータス・エレトレ Sへ試乗 「5.1m」が小さく感じる敏捷性! 歴代最高のインテリア
AUTOCAR JAPAN
GTWCアジア第2ラウンドタイはアウディ&ポルシェが優勝。レース2で5ZIGENが2位に
GTWCアジア第2ラウンドタイはアウディ&ポルシェが優勝。レース2で5ZIGENが2位に
AUTOSPORT web
盟主PWRが『クプラ・ボーン』披露と同時にEuroRX1王者起用を発表。エクシオンは異車種6台体制に/STCC
盟主PWRが『クプラ・ボーン』披露と同時にEuroRX1王者起用を発表。エクシオンは異車種6台体制に/STCC
AUTOSPORT web
ル・マンの戦いはすでに始まっている。LMDhの逆襲を象徴するポルシェの躍進と謎多き性能調整の裏側
ル・マンの戦いはすでに始まっている。LMDhの逆襲を象徴するポルシェの躍進と謎多き性能調整の裏側
AUTOSPORT web
ラッセル「毎週5位~8位を争うのが現状」短期的な解決策は役に立たず、今後数週間は“痛みを伴う”と覚悟
ラッセル「毎週5位~8位を争うのが現状」短期的な解決策は役に立たず、今後数週間は“痛みを伴う”と覚悟
AUTOSPORT web
免許取得したてで「高級ミニバン」購入!? 「初心者」マーク貼付けた“斬新な姿”に「なかなかいないですよ」 芸人、エハラマサヒロが実車を公開!
免許取得したてで「高級ミニバン」購入!? 「初心者」マーク貼付けた“斬新な姿”に「なかなかいないですよ」 芸人、エハラマサヒロが実車を公開!
くるまのニュース
ボッタスのレースエンジニア交代は、アウディのF1参戦に向けた取り組みの一環。本人とも計画を話し合ったと代表が明かす
ボッタスのレースエンジニア交代は、アウディのF1参戦に向けた取り組みの一環。本人とも計画を話し合ったと代表が明かす
AUTOSPORT web
PHEVには馴染めなかった? V8へ "リターン" の可能性 メルセデスAMG新型「CLE 63」に導入か
PHEVには馴染めなかった? V8へ "リターン" の可能性 メルセデスAMG新型「CLE 63」に導入か
AUTOCAR JAPAN
ロータスが持続可能なモビリティの未来を牽引する動画を公開。2038年までのカーボンニュートラル達成に向けた戦略とは
ロータスが持続可能なモビリティの未来を牽引する動画を公開。2038年までのカーボンニュートラル達成に向けた戦略とは
Auto Messe Web
【顧客の平均年齢43歳】 カリナンがシリーズIIへ進化 ロールス・ロイス製SUVが成し遂げた功績
【顧客の平均年齢43歳】 カリナンがシリーズIIへ進化 ロールス・ロイス製SUVが成し遂げた功績
AUTOCAR JAPAN
第9戦はキャシディが21番手から逆転優勝。第10戦はダ・コスタがポルシェに母国勝利をもたらす/フォーミュラE
第9戦はキャシディが21番手から逆転優勝。第10戦はダ・コスタがポルシェに母国勝利をもたらす/フォーミュラE
AUTOSPORT web
ポルシェ・ペンスキー、キャデラックの牙城を崩しIMSAラグナ・セカを制す。恐竜カラーの911がGTDプロ初優勝
ポルシェ・ペンスキー、キャデラックの牙城を崩しIMSAラグナ・セカを制す。恐竜カラーの911がGTDプロ初優勝
AUTOSPORT web
3500万円! 日産が新型「GT-R」実車展示! 存在感スゴい「最強仕様」がNYに登場! 進化した「新デザイン」採用に反響あり
3500万円! 日産が新型「GT-R」実車展示! 存在感スゴい「最強仕様」がNYに登場! 進化した「新デザイン」採用に反響あり
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村