パサートがマイナーチェンジを行い、本国で発表された。エクステリアのフェイスリフトに加えて、より進化した運転支援機能を搭載したことがトピックだ。
フォルクスワーゲン・パサートがマイナーチェンジを行い、本国で発表された。エクステリアにはほとんど変更がないが、新しいデザインのフロントバンパーが装着され、より躍動感のある表情となっている。グリルの3本めっきの一番下のラインがヘッドライトまで繋がるようになったのも、新鮮な雰囲気だ。またテールランプで意匠も新しいものとなった。
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中身の進化は、IQドライブと呼ばれる運転支援システムがフォルクスワーゲンでは初めて搭載されたことが最大のトピック。これはさらに進んだ運転支援を0km/hから210km/hの範囲で行うことができるという。新マルチファンクションカメラを搭載したことで、危険回避のアシスト精度も向上した。またヘッドライトにはLEDマトリクスも採用されている。
パサートGTEはEV走行の距離が増え、NEDCでは70kmの走行が可能となったというから、街中ではほぼガソリンを使うことはなさそうだ。
インテリアを見ると、新しいデザインのステアリングホイールが目に付く。スイッチもより多くなり、ステアリングから手を離さずに様々な設定が可能となった。またインフォテインメントシステムも新世代のものが装着されている。
フォルクスワーゲンを代表するプレミアムカーとしてさらにその魅力を高めたパサート。欧州では5月から受け付けを開始し、8月下旬からまずドイツでデリバリーが始まるという。
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