オートポリスで行われた2018スーパーGT第7戦。ランキング首位で今大会に臨んだ#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)は5位でフィニッシュ。前半スティントを担当したバトンがレースを振り返った。
今回、GT500クラスの中では一番重い61kgのウエイトハンデを背負った#100 RAYBRIG NSX-GT。予選では3番手に入ったものの、決勝では特に前半のバトンのスティントでポジションを落とす展開となった。
ポールポジションスタートからまさかの後退、8号車の伊沢拓也「悔しさしかない」
スタートでは燃料リストリクター制限が影響してか加速が鈍く、#36 au TOM’S LC500の先行を許してしまった他、その後も#1 KeePer TOM’S LC500、#38 ZENT CERUMO LC500にもパスされ、6番手まで後退してしまった。
レース後、バトンは前半スティントをこのように振り返った。
「グリーンシグナルが点灯した瞬間にアクセル全開にしたけど、36号車に抜かれた。多分、燃料リストリクターが絞られていた影響だと思う。その後も、特にストレートスピードという部分では苦労した」
「あとはピックアップは、正直ひどかった。(GT300など)ペースが遅いクルマに引っかかることが多く、その後ろについてペースが落ちた時にピックアップが起きたりした」
「でも、僕自身の中で一番問題だったのがトラフィックだ。オートポリスでレースをするのは初めてで、どうすれば効率よくオーバーテイクしていけるかを色々試しながらのレースとなった」
「38号車に抜かれた時も、GT300の処理する時のラインを見誤ってしまって、ポジションを奪われた。富士とか鈴鹿は全然問題なかったし、トラフィックの処理は簡単だったけど、ここは全然違って難しいなと感じた」
バトンはドライバー交代が可能となるレース3分の1を過ぎた直後、24周目にいち早くピットイン。後半スティントを担当した山本は、タイヤを労わりながら上位進出のチャンスを伺い、#38 ZENT CERUMO LC500にあと一歩というところまで迫る5位でフィニッシュした。
「セーフティカーで前後の間隔が縮まったから、ここでピットインして周りがクリアなところでペースを上げていこうという作戦になった。ナオキ(山本尚貴)は長いスティントだったにも関わらず、うまくタイヤをマネジメントして素晴らしい仕事をしてくれた。結果的に僕たちが望んでいたリザルトではなかったけど、ペースは悪くなかった。でも今日のレクサス勢には及ばなかった」
「残念だったのは、レース終盤に36号車と1号車のポジションが入れ替わってしまったこと。これで僕たちと1号車のポイント差がなくなり、チャンピオン争いの難易度も上がってしまった」
そう語ったバトンは、最終戦のライバルは#1 KeePer TOM’S LC500だと断言。もてぎラウンドに向けての意気込みも語った。
「でも、最終戦のターゲットは1号車というのが明確になった。もてぎのテストでは(8号車など)他のホンダ勢はそこまで悪くない印象だったけど、僕たちは苦労した。最終戦当日とはコンディションが大きく違うし、良いタイヤチョイスができていれば、きっといい結果を得られると思う。とにかく次のレースもやってみないと分からないし、最後までプッシュしていくだけだ」
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