フランス人コンビが予選2番手から逆転で初勝利
ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア・シリーズ第4戦が、9月7~8日に上海インターナショナル・サーキットで開催された。9月7日のレース1は、今回がシリーズ初登場となるカムラン・レーシング・チームのマクシム・ジュースとノーマン・ナトが圧倒的な走りを披露し、初優勝の快挙を挙げている。
ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア上海、初出場のジュース&ナトが優勝
フランス出身のジュースとナトは、2位に入ったPROクラスで選手権トップに立つFFFレーシング・チームの笠井崇志/ユーソ・プハッカを18秒以上引き離してフィニッシュ。総合3位はPRO-AMクラス優勝のアフィク・ヤジド/落合俊之が入った。PRO-AM2位はライパート・モータースポーツのフィリップ・カドゥーリー/ダン・ウェルズ、PRO-AM3位はマッシモ・ヴィニャーリ/ブレンドン・リーチが続いている。
AMクラスは、タイ人兄弟のサルン&サラヴット・セレーソラナクルが待望の初優勝。ランボルギーニ・カップはyhレーシング・チームの松田貴道/吉原大二郎がシーズン5勝目、通算7勝目となるクラスウィンを手にしている。
レース2はヴァン・ダー・ドリフト&チェンが制す
8日に行われれたレース2は、ガマ・レーシングのクリス・ヴァン・ダー・ドリフト/エバン・チェンが優勝。これでPROクラス選手権首位に立つ笠井/プハッカとの差を2ポイントまで縮め、来月にスペイン・へレスで開催されるシーズン最終戦とワールドファイナルに、タイトルを掛けて臨むことになる。総合2位はレース1を制したジュース/ナト、3位は笠井/プハッカが入った。
総合3位・PRO-AMクラス優勝はヤジド/落合。ふたりはレース1に続くレース2のクラス優勝となり、今シーズン通算6勝を手にした。この結果、ヤジド/落合は選手権ランキングにおいても2位以下に大差をつけている。PRO-AMクラス2位はライパート・モータースポーツのリーチ/ヴィニャーリ、3位にカドゥーリー/ウェルズが続いた。
AMクラスは、ホームレースとなるTスクエアード・レーシングのフイリン・ハンが優勝。AMクラスにおけるランキング首位の座をしっかりと固めた。AMクラス2位はアイレゾ・モータースポーツのゼン・ロウ/アンジェロ・ネグロ、3位はトゥルーヴィジョンズ・モータースポーツのボビー・ブンチャロエンが入った。
ランボルギーニ・カップは、GDLレーシングのガブリエレ・ムローニが2019年シーズン初優勝を決めた。2位はランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア初参戦を果たしたGDLレーシングのトニー・ウォールズ。3位はyhレーシング・チームの松田/吉原となっている。
接戦のPROクラスは2点差で最終戦&ワールドファイナルへ
2019年シーズンも残り2レースとなり、4つのチャンピオンシップで繰り広げられているタイトル争いもいよいよフィナーレを迎える。PROクラスは、プハッカ/笠井とチェン/ヴァン・ダー・ドリフトとの差がわずか2ポイント。一方、PRO-AMチャンピオンシップのヤジド/落合は、リーチに対し28ポイントのリードを築いている。
AMクラスは、ハンがPSCモータースポーツのサルン/サラヴット・セレーソラナクルに17ポイント差。ランボルギーニ・カップは、852チャレンジャーズのクレメント・リーが、チームメイトのポール・ウォンを抑えて現在トップに立ち、松田/吉原が3位で続いている。
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