ポルシェは3月20日、2019年度(2019年4月-2020年3月)の営業実績を報告する年次発表を行い、2019年度に販売台数、売上高、営業利益が新記録を打ち立てたことを明らかにするとともに、次なる新型車として「タイカン クロスツーリスモ」を投入予定であると明らかにした。
「タイカン クロスツーリスモ」は、ポルシェが2019年度に投入したフル電動スポーツカー「タイカン」をベースとするクロスオーバーモデル。ポルシェにとって今やSUVは、スポーツカー同様に重要な2本柱のひとつであり、電動化も持続的な成長を遂げるための戦略に組み込まれている。
2019年度のポルシェの販売台数は前年比10%増の28万800台に達し、売上高は11%増の285億ユーロを達成した。好調の大きな要因がSUVの好調で、「カイエン」は前年比29%増の9万2,055台を達成。「マカン」も前年比16%増の9万9,944台に達している。
こうした実績からも、ポルシェが電動SUVに注力するのは自然な流れ。そこでタイカンの派生モデルとなる「タイカン クロスツーリスモ」の投入を予定するほか、マカンの電動モデルを投入する。
同時に中期的な戦略として、ポルシェは2025年までに電動駆動モデルとプラグインハイブリッドモデルの販売を半数まで引き上げる計画を進めている。
これまでに1万5,000台の注文を得ているというタイカンにクロスオーバーモデルが加われば、さらなる販売増を狙うことができる。ポルシェの電動化戦略は着々と進行中だ。
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みんなのコメント
トヨタ以外の国内の自動車メーカーの状況を見ると、今は高級車専用の方が利益を出しやすいようですね。
かと言って一朝一夕に高級車のブランドイメージは確立出来ないので、国内メーカーは本当に岐路に立たされている状況だと思いますので、頑張って欲しいですね。