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2代目『BMW X2』登場。初の電気自動車とMパフォーマンス・モデルもラインアップ

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2代目『BMW X2』登場。初の電気自動車とMパフォーマンス・モデルもラインアップ

 BMWの誇るSAV(スポーツ・アクティヴィティ・ヴィークル)から派生し、Xモデルらしいオフロード性能と創造性を駆り立てる都会的な存在感を併せ持つSAC(スポーツ・アクティヴィティ・クーペ)として、コンパクトながらスタイリッシュなデザインを取り入れた『BMW X2』がフルモデルチェンジ。この2代目には初の電気自動車と、Mパフォーマンス・モデルの“M35i xDrive”もラインアップし、10月25日より発売開始となっている。

 2018年に初代モデルが誕生し、今回で第2世代目となる新型『X2』は、高いアイポイントがドライブ時に安心感をもたらすセミコマンド・シートポジションや、開放感のあるインテリアスペース、多彩な収納機能、自由自在にアレンジ可能なリヤシートなど、アクティブなライフスタイルにも柔軟に対応する使い勝手の良さを備える。またBMWカーブド・ディスプレイの採用や、iDriveコントローラーの廃止など、ユーザー・インターフェースにおいても大幅なデジタル化が図られた。

BMW、コンパクトSAVの『X1』にセグメント初のMパフォーマンスモデル“M35i xDrive”を追加設定

 エクステリアでも、力強くシャープな印象を与える大型なBMW特有のキドニー・グリルに、環状のシグネチャーを2回繰り返すツイン・サーキュラーを進化させたアダプティブLEDヘッドライトを採用。リヤでもワイドで力強さを強調する水平方向のキャラクターラインに、立体的なLEDリヤコンビネーションライトを組み合わせ、ボディサイドではドアハンドルをパネルと一体化させたフラッシュ・ハンドルの採用により、空力特性に優れたスポーティかつエレガントな印象としている。

 一方の室内空間も、センターコンソールにQi対応機器(スマートフォン等)を置くことでワイヤレス充電を可能とし、後席でも大人3名が座れる空間を確保するとともに、40:20:40分割可倒シートを採用。ラゲッジ容積も大人3名乗車時には560リットル、後席を前方にすべて倒すことで最大1470リットルにまで拡大することが可能となる。

 さらに機能面ではブランド初となるBMWオペレーティング・システム9.0が搭載され、運転席側に機能アイコンを縦に並べた再設計されたホーム画面を設定。“QuickSelect”機能によりサブ・メニューに切り替えることなく機能に直接アクセスでき、メニュー構造が大幅に改良され操作性が向上している。

■Mパフォーマンス・モデルはツインパワー・ターボで317馬力を発揮

 また新しいBMW iDriveは、BMWカーブド・ディスプレイやBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントとも組み合わされ、一貫してタッチディスプレイと言語で操作できるように再設計された。

 搭載されるパワートレインにも魅力的な選択肢が用意され、高効率ガソリン・エンジン搭載モデル“xDrive20i(エックスドライブニーマルアイ)”は、最高出力150kW(約205PS)/5000rpm、最大トルク300Nm/1450-4500rpmを発揮する高効率な2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリンにダイナミックな走りを実現する7速ダブル・クラッチ・トランスミッションを搭載。脚元には快適性と操舵性を大幅に向上させるアダプティブMサスペンションを採用する。

 さらにBMW M社が開発を手掛けるMパフォーマンス・モデルの“M35i xDrive”は、最高出力233kW(約317PS)/5750-6500 rpm、最大トルク400Nm/2000-4500rpmを発揮する、高効率な2.0リットル直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリンを搭載。

 左のパドルシフトを1秒間引くことで、すべてのパワートレインとシャシー制御をもっともスポーティな設定に切り替えられるMスポーツ・ブースト機能付きの7速ダブル・クラッチ・トランスミッションと、4輪駆動システムのxDrive、フロントアクスルに組み込まれた機械式LSDやアダプティブMサスペンションなどを組み合わせ、Mパフォーマンスの名に相応しい性能を発揮する。

 そして電気自動車の『BMW iX2 xDrive30(エックスドライブサンマル)』は、最高出力140kW(190PS)を発揮する電気モーターを前後輪に備えた4輪駆動モデルで、システムトータルでの最高出力は200kW(約272PS)、最大トルクは494Nmを発生。ボディ床下に収納されるリチウムイオン電池のバッテリー容量は66.5kWhとなり、一充電での走行可能距離は417~449km、0-100km/hをわずか5.6秒で駆けぬける(欧州仕様値)。

 そのほか、BMWが国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能や、先進安全機能ドライビング・アシスト、BMWコネクテッド・ドライブなども網羅され、価格は628万~810万円(税込)となっている。

BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp


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みんなのコメント

1件
  • mat********
    何故キドニーグリルがどんどんカッコ悪くなるのか不思議でたまらない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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