シルバーストン・サーキットで、2021年のF1第10戦イギリスGPフリー走行2回目が行なわれた。トップタイムを記録したのは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだ。
イギリスGPではスプリント予選レースの導入に伴い、週末のフォーマットが変更されている。初日にFP1と予選が実施され、土曜日のFP2を迎えた。マシンは予選開始後からパルクフェルメ状態に置かれており、FP2もマシンのセットアップを大きく変更することはできない。
■F1史上初の試み、スプリント予選レースって何なんだ? イギリスGPでの初実施を前におさらい
FP2開始時の天候は晴れ、気温24℃、路面温度41℃と穏やかなコンディションだ。
FP2に向けては『走る必要がある?』といった声も一部から聞かれたが、セッションが開始されると約半数のドライバーはコースへと向かった。FP2の価値を疑問視していたフェルスタッペンなどはしばらくガレージに留まっていた。
各車がロングランプログラムを行なう形でセッションは進行。ガレージに留まっていたフェルスタッペンも、15分ほどが経過すると、コースへと入った。
そのフェルスタッペンは、ミディアムタイヤでの走行で1分30秒428をマーク。ロングラン中でも他車を大きく引き離す速さを見せた。
ミディアムタイヤ、もしくはソフトタイヤでのロングランが多く行なわれ、タイヤのデグラデーションもタイム上からは非常に少なく見えた。
フェルスタッペンはミディアムタイヤでのロングランを続けると、その最中に1分29秒902までタイムを短縮。唯一の1分29秒台を記録するなど余裕を見せてピットへと戻った。
既にノックアウト予選が終わっていることもあり、アタックラップなどは最後まで行なわれないまま、各車がスプリント予選レースや決勝レースに向け、ロングランを最後まで詰める形でセッションが終了。トップタイムはフェルスタッペンだ。チームメイトのセルジオ・ペレスは5番手タイムとなっている。
2番手と3番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.が続いた。また4番手にはエステバン・オコン(アルピーヌ)がつけた。オコンは今戦でシャシーを交換しており、ここ数戦の不調から立ち直りつつある。
メルセデス勢のFP2はルイス・ハミルトンが8番手、バルテリ・ボッタスが9番手と目立たない位置。両者はレッドブルとは違い、ミディアムタイヤでのロングランを行なわず、ソフトとハードによる連続周回を実施していた。なおボッタスはセッション終盤にスピンを喫する場面があったが、クラッシュなどはせずに復帰している。
アルファタウリ勢も順調にロングランを実施。ピエール・ガスリーが10番手、角田裕毅が16番手タイムをマークした。
イギリスGP2日目は、このあとF1史上初のスプリント予選レースを実施。17周の短いレースで勝利したドライバーが、決勝のポールポジションを獲得することになる。FP2で行なったロングランから、各チームがどのような戦略を採ってくるかに注目が集まる。
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