独アウディは4月19日、上海モーターショーで新型電動サルーンのコンセプトモデル「A6 e-tron コンセプト」をワールドプレミアした。
A6 e-tron コンセプトは、全長4.96m×全幅1.96m×全高1.44mのロー&ワイドなスタイリングを特徴とするラージサルーン。ショー開幕に先だってフロントマスクのティザーイメージが先行公開されていたが、実車は4ドアファストバッククーペの「スポーツバック」スタイルで姿を現わした。
エッジを極力廃したというエクステリアは、ボディの面と面がシームレスに繋がり、鋳型から直接取り出したような塊感を持つ。一方で、Dピラーのウインドウフレーム後端処理には、「A7」など既存のスポーツバックと共通性を持たせており、フォーリングスの一員であることが強くアピールされる。また、22インチホイールや前後フェンダーの張り出しはハイパワーを想起させ、これ見よがしなエアロパーツはないものの、空力性能にも非常に優れるという。
核となるプラットフォームには、ポルシェと共同開発したまったく新しい「プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)」を初採用。パワートレーンについては強大なトルクを発揮するシステムとされ、0-100km/h加速はエントリーグレードで7秒未満、トップグレードでは4秒未満とアナウンスされる。航続距離は700km以上とされ、800V充電にも対応。10分の充電で300km以上の走行が可能となり、100kWhバッテリーの残量は25分未満で5%から80%に達するとのことだ。
様々なセグメントやボディスタイルに対応するPPEにより、今後アウディのEVラインナップは急速に拡大していく予定だ。具体的には、来年後半にデビュー予定のCセグメントモデルがPPEを採用する初のプロダクションモデルとなり、その後Bセグメント、Dセグメントモデルにも展開が拡大される見通し。詳細は明らかにされていないが、これらは引き上げられたロードクリアランスを持つSUVと、今回のA6 e-tron コンセプトと同じくクーペライクなモデルになるとのこと。急速に拡大するアウディの新型EVの登場に期待だ。
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