F3マカオGPの決勝レースのグリッドを決定する予選レースが行われ、ダニエル・ティクトゥム(モトパーク・アカデミー)が独走で優勝した。
全長6.12kmのギア・サーキットを10周して争われるレース、まずはポールのティクトゥムがトップに立つが、リスボアまでにスリップストリームを使って2番手のカラム・アイロット(カーリン)が逆転し、マウンテン区間に突入した。
■ティクトゥム、オフ中にさらなるスーパーライセンスポイント獲得へ。来季はスーパーフォーミュラの可能性が「非常に高い」
しかし2周目のリスボアでは同じようにティクトゥムがアイロットをオーバーテイクし、再びトップへ。注目のミック・シューマッハー(SJMセオドール・レーシングbyプレマ)は7番手、日本人最上位の佐藤万璃音(モトパーク・アカデミー)は9番手となった。
昨年のマカオウイナーであるティクトゥムは、アイロットを引き離し独走態勢を築きつつあった。しかし彼の前には突然、黒い犬が出現! どうやらコース上に犬が迷い込んでしまったようだが、間一髪でティクトゥムは犬を避けることができた。これでフルコースイエローが掲出。その後、レースが3周を終えたところでセーフティカーに切り替えられた。
残り6周のところからレース再開。ティクトゥムは再スタートを上手く決め、アイロットを寄せ付けず。3番手にはジョエル・エリクソン(モトパーク・アカデミー)が浮上し、リスボアでアイロットのインを狙ったものの、飛び込むことはできなかった。
エリクソンは諦めず、1周後のリスボアで再アタック。アイロットもギリギリまで幅寄せしたが、まだ予選レースということもあって2番手を明け渡した。
エリクソンはそのままアイロットを引き離していくが、ティクトゥムに一気に接近していくことはできず、レースはファイナルラップに突入した。
5番手を走っていたゾウ・グアン・ユー(SJMセオドール・レーシングbyプレマ)がマウンテン区間でクラッシュする波乱もあったが、ティクトゥムはどこ吹く風。エリクソンに1.563秒差をつけてトップチェッカーを受け、F3マカオ2連覇に向けて決勝のポールポジションを手にした。
ミック・シューマッハーは結局スタート直後にポジションを上げて以降は追い上げていくことができず、決勝は6番手グリッドからのスタートとなった。
日本人最上位は佐藤の11位。関口雄飛(B-Max Racing Team)は14番手、坪井翔(トムス)は16番手だった。大湯都史樹(TODA Racing)は21番手、笹原右京(スリーボンド・レーシング)は22番手。23番手のDragon(B-Max Racing Team)までが10周を走りきっている。
宮田莉朋(トムス)は残り4周となったところで、リスボアの出口でクラッシュし決勝は26番手から。片山義章(カーリン)は2周を走ったところでマシンを止めていたようで27番手、オープニングラップでクラッシュした阪口晴南(TODA Racing)が最後尾28番手スタートとなる。
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