スーパーGT、スーパーフォーミュラでルーキーとして参戦中の太田格之進の存在感が増している。8月5~6日に富士スピードウェイで開催されたスーパーGT第4戦では4位でフィニッシュしながら、レース後に2位、3位の車両にペナルティが科されたため、観客が去ったのちの真っ暗なサーキットで自身初のGT500表彰台を手にすることになった。
「正直に言うと(表彰台)のバックがしっかりと光っているときに獲りたかったなという気持ちもありますけど、GT500クラスにステップアップにして4戦目で表彰台に上がることができたのはポジティプですし、すごく嬉しかったです」
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その第4戦で終盤パートを担当した太田は、自身のスティントでSTANLEY NSX-GTの山本尚貴とのバトルを繰り広げた。結果的には追い抜くことはできなかったものの、“ホンダのエース”との戦いは太田にとって自信を深めた一戦になったようで、第5戦の搬入日でも笑顔で山本と話す場面もあった。
「バトルでは少しアグレッシブにいった部分もありましたけど、正直3位と4位では結果が大きく違うので、とりあえず“いくしかない”という部分もありました。あのバトルは相手が山本選手だったからこそ、信じて飛び込むことができました」
太田はその後の全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦もてぎで予選2番手を獲得。決勝はピットでの交錯でリタイアに終わったものの、シーズン序盤の苦戦模様から一転して速さを披露し始めている。“夏の鈴鹿”が舞台となる今回のスーパーGT第5戦、Modulo NSX-GTはサクセスウエイト32kg、さらに暑いレースに強い印象のダンロップタイヤとのマッチング次第では、再び上位を争う存在だろう。
当然、ダンロップタイヤと鈴鹿の相性がいいことは太田も理解しているようで「テストも好調ですしタイムも出ているので、特に予選は期待できると思っています」と意気込む。
「最近はGT500というクルマや、スーパーフォーミュラのSF23に対してもそうなのですけど、すごく流れがきているという実感が正直あります。負けるという気持ちはないので、今回の鈴鹿ではポールポジションを一発、決められたらなと思います」
「決勝も気温などに左右される部分はありますけど、前方からスタートできれば良いレースができるんじゃないかなと思います。鈴鹿はホンダのホームコースでもありますし、この良い流れのままもう一度上位進出ができれば、チームの士気もさらに上がると思うので、頑張ります」
もはやルーキーとは思えないほど堂々と第5戦への意気込みを語り、表情にも自信が溢れていた太田。チームとしてはまだどちらのドライバーがQ1、Q2を担当するかは決めていないというが、明日の予選では勢いに乗る太田のGT500初ポールポジション姿を見ることができるかもしれない。
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