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2024年F1日本GPは4月5~7日、史上初の春開催が決定。FIAが来季の暫定カレンダーを発表

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2024年F1日本GPは4月5~7日、史上初の春開催が決定。FIAが来季の暫定カレンダーを発表

 7月5日、F1とFIA国際自動車連盟は世界モータースポーツ評議会の承認を得た2024年シーズンF1世界選手権の暫定カレンダーを発表した。その中で例年秋に開催されてきたF1日本GPが、4月5~7日に第4戦として開催されることが明らかにされた。

 2024年シーズンは今季と同じく、過去最多タイとなる全24戦が暫定カレンダーに名を連ねたF1。なかでも日本のファンにとって最大の注目は、例年秋に開催されてきた鈴鹿サーキットでのF1日本GPが、4月にシーズン序盤の第4戦として開催されることだ。

F1日本GPの4月開催決定に際しホンダモビリティランド斎藤社長がコメント「F1から提案があった」

 日本国内での4月のF1開催はTIサーキット英田(現・岡山国際サーキット)で開催された1994年第2戦パシフィックGP(4月15~17日)以来となるが、F1日本GPに限れば1976年、1977年、2007年、2008年に富士スピードウェイで開催された4大会を含め、2024年が史上初となる。

 これまでのF1日本GPは例年秋開催ということもあり、日本列島に接近する台風の影響も幾度となく受けてきた。春開催へ変わることで台風の影響もなくなり、春の陽気の中、これまでは見ることができなかった桜の花びら舞う中を疾走するF1マシンも目にすることができるかもしれない。

 なお、同年3月30日(土)にはF1と同じくFIAが主催するABB FIAフォーミュラE世界選手権の東京E-Prixが、東京都江東区有明の東京ビッグサイト周辺にて開催されることが決定しており、2024年は日本でF1とフォーミュラEという世界選手権が2周連続で観戦できるシーズンとなる。

 2024年シーズンは2月29日(木)~3月2日(土)にバーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットで開幕を迎える。第2戦は3月7日(木)~3月9日(土)にジェッダ・コーニッシュ・サーキットで開催されるサウジアラビアGPとなり、中東での開幕2戦はラマダンに対応すべく、土曜日に決勝を迎える変則スケジュールとなることも明らかにされた。

 また、例年春に開催されてきたアゼルバイジャンGPは第17戦として9月13日~15日に開催されるスケジュールへと変更。そしてカタールGPは第23戦として開催されることとなり、最終戦アブダビGPとの中東2連戦で2024年シーズンは幕を閉じる予定だ。

 F1は2030年までに二酸化炭素排出量ゼロを達成するという目標を掲げており、今回の日本GPやアゼルバイジャンGP、カタールGPの日程変更はフライアウェイ開催の効率化により、物流の負担軽減、二酸化炭素排出削減に貢献し、シーズンをより持続可能なものにするためだとしている。

 2024年F1世界選手権暫定カレンダーは以下のとおり。史上初となる春の鈴鹿での日本GPは、どのような景色となるだろうか。

■2024年F1世界選手権暫定カレンダー
(2023年7月5日発表)
ラウンド日程グランプリ(開催地)12月29日~3月2日バーレーン(サクヒール)*土曜日決勝23月7日~3月9日サウジアラビア(ジェッダ)*土曜日決勝33月22日~24日オーストラリア(メルボルン)44月5日~7日日本(鈴鹿)54月19日~21日中国(上海)65月3日~5月5日マイアミ(マイアミ)75月17日~19日エミリア・ロマーニャ(イモラ)85月24日~26日モナコ(モナコ)96月7日~9日カナダ(モントリオール)106月21日~23日スペイン(バルセロナ)116月28日~30日オーストリア(シュピールベルク)127月5日~7月7日イギリス(シルバーストン)137月19日~21日ハンガリー(ブタペスト)147月26日~28日ベルギー(スパ・フランコルシャン)158月23日~25日オランダ(ザントフォールト)168月30日~9月1日イタリア(モンツァ)179月13日~15日アゼルバイジャン(バクー)189月20日~22日シンガポール(シンガポール)1910月18日~20日アメリカ(オースティン)2010月25日~27日メキシコ(メキシコシティ)2111月1日~3日ブラジル(サンパウロ)2211月21日~23日ラスベガス(ラスベガス)*土曜日決勝2311月29日~12月1日カタール(ロサイル)2412月6日~8日アブダビ(ヤス・マリーナ)

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みんなのコメント

1件
  • かつては英田でパシフィックグランプリがあった。
    が、日本グランプリとしては春に開催は初か。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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