今年のF1は3連戦から2週間を空けて、サマーブレイク前最後の2連戦へと突入。次戦はハンガリーGPを迎える。RBの角田裕毅は、そこで今季のVCARB01からパフォーマンスを引き出すことができると期待していると語った。
ハンガリーGPの舞台はハンガロリンク。高速コーナーがメインだった前戦イギリスGPの舞台シルバーストン・サーキットから大きくコース特性が異なり、VCARB01が得意とする低速~中速コーナーで構成されている。
■角田裕毅、F1参戦60周年のホンダRA272を初ドライブ「やっと僕サイズのF1モノコックを見つけた笑」レッドブルF1マシンでも走行
天候に翻弄されたイギリスGPでは“予想外”の10位入賞を果たした角田。ハンガリーGPでは、マシンセットアップの方向性も掴めているとして、ポジティブにその期待感を語った。
「先週はシミュレータで過ごしましたし、シルバーストン以降、チームは懸命に働いてくれています」
チームを介して角田はそうコメントした。
「ハンガリーでは良い週末が過ごせると思います。ほとんどのコーナーが低速域から中速域で構成されているハンガロリンクで、マシンのパフォーマンスをさらに引き出すために、どのような方向性を採れば良いのかは分かっています」
「この時期のブダペストは常にとても暑く、コースはいつもステアリングを切っているので息をつく暇もありません。体力的にはタフな週末になると思いますが、このコースでは競争力を発揮できると期待しています。準備はできています!」
ハンガリーGPで各チームを悩ませる要素として挙げられるのが、路面温度の高さとコースレイアウト。毎年夏のハンガリーは暑く、太陽に燦々と照らされた路面温度は50度を超えることもある上、コース幅が狭くツイスティなレイアウトからタイヤマネジメントの面で厳しいとされている。
F1タイヤサプライヤーのピレリはハンガリーGPに、低速のモナコGPと同様にC3(ハード)、C4(ミディアム)、C5(ソフト)の一番やわらかい組み合わせのタイヤを持ち込む。
RBでレーシングディレクターを務めるアラン・パルメインは、予選でソフトタイヤから1周にわたってグリップを引き出すことがカギになると考えている。ここには、ハンガロリンクが比較的レースで抜きにくく、スタート位置が重要だという要素も関係しているだろう。
「マシンとドライバーだけでなく、タイヤにとっても厳しいレイアウトだ」とパルメインは言う。
「ピレリは最も柔らかいコンパウンドを持ち込む予定で、予選ではC5からグリップを全て引き出し、50度を超えることもある路面温度でも14コーナー全てでグリップを維持することが課題のひとつになる」
「またマシンセットアップでは、長くて低速のコーナーでは優れたフロントエンド、ツイスティな中間セクターでは鋭い回頭性、そして最後のふたつのコーナーではホームストレートにマシンをプッシュしてラップを完了させるための優れたトラクションが必要になる」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント