BMW M3の「ツーリング」日本発売
ビー・エム・ダブリューは、Mハイパフォーマンスモデルのツーリングモデル「BMW M3コンペティションM xドライブ・ツーリング」を、全国のBMW正規ディーラーを通じて発売した。なお、納車は2023年1月下旬以降を予定している。
【画像】直6ツインターボのM3ワゴン【BMW M3コンペティションM xドライブ・ ツーリングの内外装を詳しく見る】 全36枚
BMW M3コンペティションM xドライブ・ツーリングのフロントデザインは、迫力ある縦型の大型キドニーグリルを採用し、水平方向にはダブルバーを採用。大出力にあわせエンジンの冷却性能を高めるために大型のエアインテークを採用することで、他のモデルとの差別化をはかっている。
サイドデザインにおいては、Mモデル専用となるサイドギル、ドアミラー、ダウンフォース性能を得るためのリアスポイラーを標準装備。
リアデザインは、迫力のあるMスポーツ・エグゾースト、空力特性を高めるためのディフューザー、トレッドをワイドにすることで、後ろ姿からもハイパフォーマンスモデルであることを主張する。
インテリアは、Mスポーツシート、Mロゴが輝くドアシル、Mモデル専用にデザインされたメーターパネル、M専用ステアリングを採用することで、車内にいても高揚するドライビングフィールを感じられる。
また、よりスポーツ走行に適したMカーボンバケットシートを、オプション装備品として用意。
直6ツインターボ搭載 510ps発揮
BMW M3コンペティションM xドライブ・ ツーリングには、最高出力510ps/6250rpm、最大トルク66.3kg-m/2750-5500rpmを発揮する直列6気筒BMW Mツインパワーターボ・ガソリンエンジンを搭載し、0-100km/h加速は3.6秒を実現。
圧力損失を最小限にし流体抵抗も極めて低く抑えることでレスポンスを最適化し、高効率を実現すうる吸気ダクト、重量を最適化し高回転まで最大限かつ安定したパワー供給を実現する鍛造ピストン、最適化されたブースト圧で迅速かつダイナミックなレスポンスを発揮し低回転時でも高いトルクを実現するツインターボチャージャーを採用するなど、サーキットで培われた多くの技術を余すことなく採用した。
ボディ含め、ドライブトレインを構成する各種パーツには、アルミニウムを多用することで軽量化をはかり、運動性能を高めている。
さらに、Mアダプティブサスペンションを標準装備することで、スポーツ・ドライビングのみならず街中走行時の乗り心地向上も実現。
よりハードなサーキットでの走行を可能とするため、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキ・ディスク、軽量化された6ポッドMコンパウンドブレーキを標準装備。さらに、耐摩耗性能、耐熱性能をより高めたMカーボンセラミックブレーキもオプションで装備可能。
トランスミッションには、ドライブロジック付きの8速Mステップトロニックオートマティックトランスミッションを採用し、サーキット走行から、快適な街中での走行まであらゆる場面に対応。
四輪駆動システム「M xドライブ」
BMW M3コンペティションM xドライブ・ ツーリングには、M専用四輪駆動システム「M xドライブ」を搭載。
M xドライブは、インテリジェント四輪駆動システムBMW xドライブとアクティブMディファレンシャルをベースとして、Mモデル専用に開発された制御システム「ドライビング・ダイナミクス・コントロール」によって制御される。
さらに、車両の安定走行をサポートするDSC(ダイナミックスタビリティコントロール)が装備されており、日常の安定した走行からサーキットでのアクティブな走行まで多様な楽しみを提供。
基本設定は「DSCオン・4WDモード」で、Mモデル特有の俊敏性を十分に発揮する。Mダイナミックモード(MDM、4WDスポーツ)では、リアアクスルへの駆動トルク配分が増加し、リアホイールのスリップ許容量が大きくなることでより多様なハンドリングを楽しむことが可能になる。
さらに、DSCオフ時に選択可能な「4WDモード」「4WDスポーツモード」「2WDモード」があり、「4WDモード」では最もバランスが良いコントロールとトラクションの組み合わせとなり、「4WDスポーツモード」ではより高い精度のステアリング特性と力強いトラクションが組み合わさることでスポーティな走行を体験できる設定となっている。
さらに、熟練したドライバーのために用意された設定が、後輪駆動となる「2WDモード」。クルマの挙動を制限する制御システムの介入を断ち、ドライバー自らが車両を操作するよろこびをダイレクトに味わうことが可能になっている。
価格は1398万円 最先端運転支援技術も
BMW M3コンペティションM xドライブ・ ツーリングは、サーキットでの走行を可能とするハイパフォーマンスモデルでありながら、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムを標準装備。
また、高速道路での渋滞時においてドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能。
さらに、最新世代のコネクティビティも有し「OK、BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定などができる。
アップル・カープレイへの対応、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信するなど利便性も大幅に高められている。
BMWデジタルキープラスの標準装備により、車両のキーを持たずとも対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能でありさらに車室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけでエンジンの始動も可能。
BMW M3コンペティションM xドライブ・ ツーリングの価格(消費税込)は1398万円。
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みんなのコメント
それに比べるとレクサスはGS廃止したりRCにオープンの用意が無いなど中途半端なラインナップになっている。
1台当たりの粗利を増やして立派なディーラーやスタッフにお金を掛ける。
車のことは何もわからん無知なユーザーは豪華な店内と仰々しい接客に満足して対価を払う。
米国内と日本国内の価格差…国内で作っているのに販売価格が高い理由はそこなのかな。
まぁ輸入車に比べたらクセも無く乗りやすいから良いんだけどね。