MotoGP第6戦カタルニアGPの決勝で勝利したドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤ。彼は今回のレースでは、転倒したスプリントレースの雪辱を果たすことを求めていたようだ。
バニャイヤは決勝を通じて優勝を争い、レース中盤はホルヘ・マルティン(プラマック)とのバトルが繰り広げられた。
■スプリントの鬱憤晴らす渾身の勝利! バニャイヤ、今季3勝目。マルケスまたしても超追い上げ3位|MotoGPカタルニアGP決勝
勝負となったのは全24周中の19周目で、バニャイヤがターン5で先行するマルティンをイン側から狙い、オーバーテイク。これが決定打となり、バニャイヤはそのまま逃げ切って今季3勝目を挙げた。
バニャイヤがマルティンを追い抜いたターン5は、奇しくも前日のスプリントレースで彼がトップを快走しながらもラストラップに転倒してしまったコーナーだった。
決勝後にバニャイヤは、このターン5でマルティンを抜くことで、前日の転倒で生まれた“虚像”を打ち破りたかったのだと語った。
「ターン5でやることに決めていたんだ。昨日あったことを考えてね」
マルティンを追い抜いた際のことについて、バニャイヤはそう語った。
「昨日はあのコーナーで、とても奇妙な形でクラッシュしてしまった。だからこそ僕はあそこで“虚像”を打ち破ることに決めたんだ。そして、上手くいったよ」
「(スプリントの転倒で)12ポイントも失ってしまった…ゆっくりとコーナーに入ったのに転倒してしまったんだ。決して受け入れられないことだった」
「そして今日はもう一度トライした。もっとゆっくり入ったよ。その速さでもやってやろうと決めていて、上手くやったんだ。ただターン5はとても、とてもトリッキーな場所だ」
「週末を通じてとても多くのクラッシュが発生していて、僕にとってもこのレースをフィニッシュすることはとても大事だった」
なおバニャイヤはレース序盤にペドロ・アコスタ(GASGAS)とマルティンに先行され、約1秒差を付けられる場面もあった。
しかしバニャイヤによると、これは後半アタックに向けてタイヤを温存するための策であり、その戦略が効果を発揮してマルティンを追い抜き、ギャップを築くこともできたという。
「ペースについてだけど、僕はできる限り一定に保つことを決めて、マルティンやペドロのように序盤はプッシュしなかった。それが正しい選択だった。というのも終盤のラップでとても速く走ることができたし、ペースをコントロールできたからね。とても、とてもハッピーだ」
「彼らが僕を追い抜いていったとき、僕は1周だけもうちょっとプッシュしようとしたんだけど、フロントタイヤの状態がひどいことに気づいて、リヤの消耗からもアグレッシブにはなれなかったから、苦しかった」
「だからもっとコントロールすることにしたんだ。その後10周ほどして、僕のとった戦略は上手くいっていることが分かった。あの瞬間は少し怖さもあったけど、上手くいったんだ。フロントタイヤの圧力の面からも、ホルヘを捕まえたら、すぐに追い抜くことも重要だったね」
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