F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは、レッドブル・レーシングが連戦連勝する状況が続いても、新たにF1のファンになった人たちが離れることはないだろうと考えているようだ。
2022年シーズンに続いて、2023年シーズンもレッドブルが圧倒的な強さを発揮。開幕3戦を終えて3連勝と、ライバルに大きな差をつけている。
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2021年のルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の激闘のように、バトルの激しいシーズンの舞台裏を追ったNetflixのドキュメンタリー「Drive to Survive」からF1を観るようになったファンは、今年のようにひとつのチームが勝ち続けると、F1から離れてしまうかもしれないと指摘する意見もある。
しかしF1のステファノ・ドメニカリCEOは、むしろ長年F1を見てきた熱心なファンの方が失望を感じる可能性があると示唆している。そして今年の展開を判断するには時期尚早だとして、シーズン終了までにより激しいバトルと「大きな驚き」が見られると予想している。
FIAは現在のF1を見直すべきか、というF1投資家会合での質問について次のように答えた。
「まず、あるチームが他チームよりも速ければ、おめでとうと言う。彼らは他よりも良い仕事をしたのだ」
「マシンがレギュレーションに準拠しているかどうかを確認するのは、規制当局であるFIAの役目だ」
「他を見れば、他のチームはかなり、かなり接近している。予算制限が設定されたことで、状況はより良い手段で、より良い方向に発展していくと確信している」
「一方で興味深いのが、新たなファン層がやってくる新しい市場では、それがあまり重要視されていないということだ」
「熱狂的なファンにとっては、圧倒的な強さを誇るマシンがあれば、それだけで興味が削がれてしまう。しかし新しい市場、新しいファンにとっては、それはあまり重要なことではないのだ」
「我々としては、シリーズ内に素晴らしいバトルがあるということを確かなモノにしたいので、重要なことだ」
「しかし現在、我々が成長している市場を見ると、この要素はみんなが思っているほど関係はないと言えるのだ。ある意味、かなり面白い話題だ。しかし、これが真実なのだ」
また、ドメニカリは10月まで続くレッブルへの空力開発ペナルティを引き合いに出し、現在の序列に変化が現れる猶予は残されていると示唆した。
「開幕3戦では、レッドブルの競争力が非常に高かったことは確かだ」とドメニカリは言う。
「他のマシンが追いついてくることを期待している」
「昨年の風洞試験に関するペナルティの影響を見極める必要がある。チャンピオンシップはとても長い。そして、最後まで良い驚きがあると思う」
なお、F1のオーナー企業であるリバティ・メディアのグレッグ・マフェイCEOは、2023年シーズンもコース上で様々なバトルが繰り広げられていることを強調している。
「レッドブルが独走したり、メルセデスが独走したこともあった通り、F1の歴史には時代を支配するチームがいた」
「しかし、その裏側ではかつてないほど多くのオーバーテイクとバトルが繰り広げられている」
「統計的にも見ても、今年は例年よりもオーバーテイクが多いと言える。今後もっと多くのオーバーテイクが見れるだろうね」
「だから、サーキットにはワクワクがある。ステファノが言った通り、まだ3戦目だ。今年がどうなるか見てみよう」
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それだけ
つまらないのも仕方ない