中国モデル向けのカモフラージュ
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】新型アウディQ9のプロトタイプ【Q7やQ8、ライバルSUVと写真で比較】 全140枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
アウディは、BMW X7やメルセデス・ベンツGLSに対抗する大型SUVを開発しているようだ。デビューすれば「Q9」の名前を取る可能性が高い。
アウディが2018年にクーペSUVのQ8を発売したとき、当時のCEOであるルパート・スタドラーは、より大きなモデル(おそらくQ9となる)の投入をAUTOCARにほのめかした。
「お客様は将来的に何を望んでいるのかをわたし達に教えてくれるでしょう。時が経てばわかるはずです」
同社は今、そのようなモデルの需要を十分に把握しているようで、間近に迫った発表に向けて準備を進めているようだ。
冬季テストを行っている様子が目撃されたQ9は、アウディが伝統的に中国専用モデルに使用しているカモフラージュを施しており、同市場に向けて開発を進めている可能性がある。欧州や英国へ導入する予定は当面ないと思われるが、AUTOCARは来月の上海モーターショーで詳細が発表されるものと予想している。
ベントレー・ベンタイガと競合するような最高級モデルとしてではなく、12万ポンド(1769万円)以下の価格帯でレンジローバーのライバルとして位置づけられるだろう。そのため、6人乗り3列シートのレイアウトが採用される可能性があるが、目撃されたプロトタイプのリアウィンドウと直立したテールゲートを考えると、7人乗りも可能なように見える。
PHEVの採用も可能性大
インテリアデザインでは、アウディ最新のMMIインフォテインメント・ソフトウェア、タッチ中心のコントロール、上質な素材の使用など、Q8と同クラスとなるだろう。
エクステリアのスタイリングも、カモフラージュを多用しているにもかかわらず、従来のアウディの面影が見て取れる。フロントエンドはシングルフレームグリルの大型版が主役となっており、このグリルには大型のライダーセンサーが内蔵される。
リアエンドはQ7を踏襲しているようで、小型のスポイラー、スリムなテールライト、厚みのあるバンパーなどが確認できる。
しかし、サイドから見ると、その長いホイールベースやショート・オーバーハング、ブラックのホイールアーチにより、フォルクスワーゲン・アトラス(同グループのSUVプラットフォーム「MLB」を採用した最大のモデル)に似ている。
アトラスとその構造を共有するとすれば、Q9には241psの2.0L 4気筒ターボと284psの3.6L VR6の2種類のガソリンエンジンが用意されることになりそうだ。
フォルクスワーゲンは以前、アトラスを欧州に導入することを検討していたが、同市場で成功するためにはディーゼルが必要になる可能性が高いと認めていた。コンパクトなQ2を除いて、アウディの全SUVに用意されているプラグイン・ハイブリッド・パワートレインも選択肢となりうるだろう。
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