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モーガン プラスシックスの生産終了記念モデル「ピナクル」が発売。販売台数は世界限定30台

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モーガン プラスシックスの生産終了記念モデル「ピナクル」が発売。販売台数は世界限定30台

 英国モーガンの正規輸入総代理店であるエスシーアイ株式会社(モーガンカーズ・ジャパン)は2024年10月23日、フラッグシップスポーツ「プラスシックス(PLUS SIX)」の生産を2025年早々に終了すると発表。これを記念した世界限定30台の特別仕様車「プラスシックス ピナクル(PLUS SIX PINNACLE)」を、日本でリリースとアナウンスした。車両価格は2249万5000円に設定する。

 2019年3月開催のジュネーブ・ショーでワールドプレミアを飾ったプラスシックスは、新世代CXジェネレーション接着アルミプラットフォームを採用した最初のモーガン車で、パワーユニットにはBMW製“B58”系ユニットの2998cc直列 6気筒DOHCツインパワーターボエンジンを専用チューニング(最高出力340ps/最大トルク500Nm)で搭載するモーガン ブランドのフラッグシップスポーツに位置。5年あまりの間に欧州やアジア地域で約1000台が販売された。今回プラスシックスの生産を終了することで、モーガンとしてはプラスエイト(PLUS 8)の生産開始以来50年以上にわたる系譜に終止符を打つこととなる。

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 モーガンの工場が居を構えるマルヴァーンヒルズの一角、ピナクルヒルの希少な岩肌にちなんで命名されたプラスシックス ピナクルは、エクステリアを引き立たせるために可能な限りニュートラルになるように企画。サンプル塗装を含め、どのような外装色にも追加料金なしで対応可能とする(一部を除きソリッドとメタリックは追加料金なし、パールは価格応談)。また、ホイールやストーンガード、ダッシュボードにはサテンウォームシルバー(ミネラルシルバー)仕上げを実施。さらに、ル・マン スタイルのポリッシュ仕上げ跳ね上げ式フューエルフィラーキャップも装着する。このフューエルキャップの仕上げは、プラスシックスに初めて装備された新しいエクステリアミラー、インテリアミラー、ステアリングホイールのセンターとコーディネートしており、モーガン全モデルに対する継続的な品質向上の哲学を表現している。

 インテリアについては、ブリッジ・オブ・ウィアー(Bridge of Weir)との共同開発による3種類の新しいモーガン レザーオプション、フォーン(Fawn)、エクスプローラ(Explore)、リビエラ(Riviera)を中心とした3種類のインテリアパックを設定したことがトピック。フォーンは明るいキャメルタン、エクスプローラはペブルグレインテクスチャー(小石目調)のダークブラウン、リビエラはソフトブルーを基調とする。また、インテリアのレザーオプションを補完する目的で、天然シープスキンカーペットを採用。このカーペットは3種類のレザーオプションと完璧にマッチするカラーで仕上げ、深いパイル地のカーペットは滑らかなレザーに対して高いコントラストを演出している。

 さらにコクピットまわりには、モーガンの限定特別プロジェクト「ミッドサマー(Midsummer)」で初めて導入したチーク材を採用。プラスシックス ピナクルでは、チークベニアのセンターコラムとソリッドチークのダッシュボードロワーレールを配備する。また、日本の寄木細工からインスピレーションを受け、貴宝石のように多面的で高級感と希少性を感じさせるピナクルのロゴを、センターポールベニアにアルミニウムではめ込んだ。

 一方、シートのステッチパターンにはホリゾンタルプリーテドとキルトツインニードルステッチなど、さまざまな仕様を用意。プラスシックス ピナクルではモーガンのデザインチームがトリムショップの職人と密接に協力し、シートバックを垂直に駆け上がるように、その後収束して交差した独特のパターンを設定する。シートバックの上部には、ピナクルのロゴを刻印した。

 なお、モーガンはプラスシックスに代わる新型フラッグシップモデルを、2025年に発表すると予告している。

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みんなのコメント

1件
  • jha********
    次はEVになるのだろうか
    イギリスが内燃機関禁止を謳う以上それしか道が無いもんな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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