2018シーズンの後半戦を迎えたMotoGP。第10戦チェコGPの決勝レースが行われ、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾがポール・トゥ・ウィンで今シーズン2勝目を挙げた。
今回のレースでは、ウォームアップ走行でクラッシュしたポル・エスパルガロ(KTM)が鎖骨を骨折し、レースを欠場した。
「セクタータイムが間違っていると思った」ドヴィツィオーゾ”予想外”のPP
スタートでは、蹴り出しの良かったバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がホールショットを奪った。アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がひとつポジションを落とし、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がそれに続いた。ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)やカル・クラッチロー(LCRホンダ)も前を狙うが、ポジションは変わらなかった。
ロッシとドヴィツィオーゾは何度かポジションを入れ替えたが、結局ドヴィツィオーゾがトップの座を奪い返してオープニングラップを終えた。その後ろではマルケスがロッシに仕掛けていくもオーバーテイクとはならず、その隙にロレンソに追い抜かれてしまった。5番手以降も何度も順位が入れ替わり、ダニーロ・ペトルッチ(プラマック)、ヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)、クラッチローらがポジションを争った。
後方では3台が絡むインシデントが発生。マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、ブラッドリー・スミス(KTM)、ワイルドカード参戦のステファン・ブラドル(ホンダ・レーシング)がもつれ合うように転倒し、リタイアとなった。
スタート以降大きな順位変動はなく、トップから11番手までがひとつの集団を形成した。そんな中、8周目にロッシがドヴィツィオーゾをパスしてトップに浮上。ロレンソとマルケスもポジションを入れ替え、再びマルケスが3番手にポジションを上げた。マルケスはそのままドヴィツィオーゾを捉えようとするが、順位は変わらなかった。
レースの折り返しを迎え、上位集団からトップ6台が抜け出した。ドヴィツィオーゾがロッシをパスして再びトップの座を奪い返すと、続いてマルケスもロッシをパスして2番手に浮上した。ロッシは苦しいのか、クラッチローとロレンソにも先行を許した。
その後終盤まで目立った動きはなかったが、残り周回が5周となったところでロレンソがクラッチローをパスして3番手にポジションを上げた。ロレンソはその直後、マルケスとドヴィツィオーゾをパスして一気にトップまで躍り出た。しかしドヴィツィオーゾも譲らず、すぐにトップを奪い返した。
残り2周になると、もう一度ロレンソがドヴィツィオーゾに仕掛けるが、ドヴィツィオーゾがクロスラインでポジションを取り返した。3番手のマルケスもリスクを負いながらロレンソのインに飛び込むが、ポジションを上げることができなかった。
ロレンソとマルケスが争っている間に、ドヴィツィオーゾがわずかに後続との差を開き、この差を死守して開幕戦以来となる今シーズン2勝目を挙げた。ロレンソが2位に入りドゥカティがワンツーフィニッシュを達成。マルケスは最高峰クラス100戦目を3位で終えた。
ロッシは最終ラップでクラッチローをパスして4位でフィニッシュ。5位がクラッチロー、6位がペトルッチとなった。以下ザルコ、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、アルバロ・バウティスタ(アンヘル・ニエト)、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)というトップ10に。アレックス・リンス(スズキ)、ジャック・ミラー(プラマック)、フランコ・モルビデリ(マルクVDS)、ハフィス・シャーリン(テック3・ヤマハ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)までが入賞となった。中上貴晶(LCRホンダ)は20番手からスタートし、17位でレースを完走した。
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