ニック・デ・フリーズは、盲腸により欠場することになったアレクサンダー・アルボンの代役として、F1イタリアGPでウイリアムズのマシンを走らせた。デ・フリーズはこれがF1デビュー戦だったが、決勝でも力強い走りを見せ、9位入賞を果たした。
デ・フリーズ曰く、F1デビューは夢であり、決勝前日の夜はほとんど眠れなかったと語った。
■デ・フリーズ、代役コールは突然に「カプチーノ飲んでF3見てたら電話が来た」初レースでポイント獲得なるか?
代役出走はまさに急遽のオファーだった。金曜日のフリー走行1回目ではアストンマーチンのマシンを走らせたデ・フリーズ。その翌日の朝、デ・フリーズはパドッククラブにいて、カプチーノを飲んでいたという。その時、急遽アルボンの代役を務めるよう電話がかかってきて、急いで準備を進めた。フリー走行3回目の開始までは、あと1時間半しかなかった。
幸運だったのは、すでにスペインGPのFP1でウイリアムズのマシンを走らせた経験があったことだろう。急遽シートを合わせたマシンでFP3を走り、その後挑んだ予選では、チームメイトを上回る13番手を記録。他車のグリッド降格にも助けられ、8番グリッドからレースをスタートさせることになった。
そのレースでも、デ・フリーズは力強い戦い方を披露。9位入賞を果たし、ドライバー・オブ・ザ・デイも獲得した。また、不規則なドライビングがあったとしてFIAから召喚されたが、懲戒処分を受けるのみで済んだ。
レース後デ・フリーズは、「この24時間は夢のようだった」と語った。
「全てがとても忙しかったので、考える時間なんてあまりなかった。あんまり眠れなかったし、興奮から神経質になっていた。だから、基本的には一晩中起きていたようなモノだ。あえて睡眠結果を調べることすらしなかった」
「でも、それが助けになったのかもしれない。考えることができなかったから、とにかく働き続けるしかなかったんだ」
「スタートはあまり良くはなかったけど、ポジションを維持するには十分だった。序盤にリズムを掴み、ポジションを落とさないようにできたことが鍵だったと思う。そうじゃなければ、タイヤは良い状態にはならなかっただろうし、劣勢に立たされていたと思う」
「僕らの戦略と、そういうことをどうマネジメントしたかについては、本当に満足している。実際、ペースはとても良かったし、マシンも素晴らしかった。最初のスティントから第2スティントにかけ、微調整を行なったけどね」
「マシンのツールを使ってバランスを整えるため、チームには多くの助けを求めた」
「繰り返しになるけど、グリッドペナルティなど外部からの助けが少しあったことはわかっている。でも、このポイントを僕らから奪うことなんて、誰にもできないよ」
デ・フリーズはレース中、トラックリミット違反の警告も受けた。これについてデ・フリーズは、高速コーナーでのバランスがうまく取れていなかったからだと説明する。
「レース序盤は、高速でのバランスにあまり満足できなかった」
そうデ・フリーズは説明した。
「そのためにいつも少しコーナーをワイドに走らなければならなかった。特にふたつのレズモでは、マシンの向きを変えるのに苦労し、それによってワイドに走らざるを得なかった」
「そのため、第2スティントに向けてフラップを調整することで、バランスが良くなったように感じた。それでトラックリミット違反を犯すことなく、安全に走ることができたんだ」
突然のデビューだったこともあり、同郷オランダの先輩格のドライバーであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)やルイス・ハミルトン(メルセデス)などから、サポートを受けることになったという。
「彼は親切だったよ」
フェルスタッペンとグリッド上でどんな言葉を交わしたのかを尋ねられたデ・フリーズは、そう語った。
「昨夜、そして今朝も何度かメッセージを送ってくれた。ルイスは僕を祝福してくれた。彼らは皆、とても協力的でとても親切だった」
「マックスは僕のところに来て、『うまくいくよ。きっとうまくいく。大丈夫だ。良いスタートを切り、駆け抜けるんだ』と言ってくれた」
「皆さんのサポートに感謝している。そして今日、ドライバー・オブ・ザ・デイに投票してくれた全てのファンにも感謝している」
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