ポルシェは、12月7日にドイツ・ヴァイザッハで開催されたポルシェの『ナイト・オブ・チャンピオンズ』で、フレデリック・マコヴィッキィがファクトリーチームからIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にフル参戦することを発表した。
2019年シーズンは、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-RのドライバーとしてスーパーGT(GT500クラス)に参戦したマコヴィッキィ。IMSAには、デイトナ24時間やセブリング12時間、プチ・ル・マンといった耐久レースに参戦。911号車のニック・タンディ/パトリック・ピレ組に”3人目”のドライバーとして加わっていた。
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しかし2020年に向けて、ポルシェはタンディのチームメイトとしてマコヴィッキィを起用することを決定。耐久レースでは、マット・キャンベルが3人目のドライバーとして加わることとなった。
2019年にIMSAのGTLMクラスを制したポルシェの912号車は、ローレンス・バンスールとアール・バンバーのコンビを継続。耐久レースではマシュー・ジャミネットがラインアップに加わる。この2台は、2020年のル・マン24時間レースにも参戦。ポルシェはWECにレギュラー参戦している2台を含め、計4台でル・マンを戦うことになるが、ラインアップはまだ発表されていない。
2020年のスーパーGTのスケジュールを見ると、全8戦のうち4戦がIMSAのレースと日程が衝突している。こうした状況を踏まえると、マコヴィッキィが2020年にスーパーGTを戦う可能性は非常に低いと考えられる。
マコヴィッキィは、12月8日に富士スピードウェイで開催された『NISMO FESTIVAL 2019』に出演予定だったものの、直前になって欠席が発表されていた。
また、ナイト・オブ・チャンピオンズでは18人のポルシェ・ファクトリードライバーのリストが発表されたものの、この中にはブレンドン・ハートレーやティモ・ベルンハルト、ヨルグ・ベルグマイスターといった名前が含まれていなかった。
ハートレーは、トロロッソ・ホンダからF1に参戦していた2017~2018年もポルシェのファクトリードライバーというステータスを維持していた。ポルシェのフォーミュラEドライバーの候補に挙げられていたものの、そのシートはアンドレ・ロッテラーとニール・ジャニが獲得。その後、ハートレーはドラゴン・レーシングと契約し、フォーミュラEデビューを飾っていた。
一方で、ベルンハルトとベルグマイスターはポルシェのブランド・アンバサダーの役割を引き続き担って行くという。
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