バッテリー容量を拡大し値上げ
text:Will Trinkwon(ウィル・トリンクウォン)
【画像】カイエン、マカン【ポルシェのSUVを写真で見る】 全118枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
ポルシェは、カイエンおよびカイエン・クーペのプラグイン・ハイブリッドモデルのバッテリー容量を拡大し、電気のみの航続距離を最大30%向上させた。
新型パナメーラE-ハイブリッドと同様に、バッテリー容量を14.1kWhから17.9kWhにアップグレードしており、航続距離は5km増加して48kmとなっている。最上位モデルのターボS E-ハイブリッドは、航続距離が30kmから42kmに増加した。
ポルシェによれば、カイエンE-ハイブリッドの全モデルは、航続距離が十分に確保されているため、ドイツでは税金の減免を受けることができるという。
パワートレインは、現行モデルの3.0L V6ターボエンジンと電気モーターを引き継いでおり、455psを発生。ターボS E-ハイブリッドも変更はなく、4.0L V8ツインターボエンジンと電気モーターの組み合わせで670psを発生させている。
また、ドライビングモードを調整し、日常的なE-チャージモードでの充電目標を100%から80%に下げた。
スポーツとスポーツ・プラスモードは以前からこの仕様だったが、E-チャージは違った。ポルシェは、この変更により、E-チャージモードでの走行が「以前よりも効率的(低燃費)になる」としている。
英国では現在受注が始まっており、価格は約2000ポンド(27万円)上昇して6万9980ポンド(955万円)からとなっている。
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