先日開催されたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦デイトナ24時間レースでは、宮田莉朋がGTDクラスに参戦したことが話題となったが、同クラスにはもうひとり日本人ドライバーがエントリーしていた。ケイ・コッツォリーノだ。
コッツォリーノはAFコルセ21号車のドライバーとして、フェラーリ296 GT3をドライブ。フェラーリのファクトリードライバーであるミゲル・モリーナらと共に24時間レースを戦った。21号車のフェラーリは僅差でウィンワード・レーシングのメルセデスAMG GT3に敗れたものの、クラス2位を獲得した。
■序盤にもらい事故、終盤はマシン炎上。宮田莉朋所属のレクサス陣営、デイトナ24時間での受難に「言葉を失ったよ」
昨シーズンのコッツォリーノは、WEC(世界選手権)にスポット参戦。ケッセル・レーシングから参戦した後、終盤2戦はAFコルセで走った。その2戦でチームメイトだったサイモン・マンとフランソワ・ヘリアウとは、今回のデイトナでもチームメイトとして共に戦った。
GTDクラスでのフェラーリ最上位となる2位に貢献したコッツォリーノはレース後次のように語り、アメリカでのレース、特にIMSAでキャリアを積みたいという意思があることを明かした。
「初めてのデイトナで表彰台に上がれてとても嬉しいですし、(GTDクラスの)フェラーリで一番になれたことも誇りに思います」
「正直、僕はこういうタイプのレースが好きです。フルコースイエローの間、(リスタートに向けて)マシンがパックになっていくところとかが好きなんです」
「リスタートの度にドッグファイトが展開されますし、ハードにやり合う中でもフェアなレースをしていて、ドライバー全員がお互いをリスペクトしてスペースをあけています」
「それは僕の期待以上でした。とても気に入りました。ドライバーたちのプロフェッショナルさをひしひしと感じましたし、ここでキャリアを積みたいですね」
今季のコッツォリーノは、PONOS RACINGからスーパーGTのGT300クラスにフル参戦することが決まっている。車両はデイトナと同じくフェラーリ296 GT3で、チームメイトはフェラーリから派遣される若手女性ドライバー、リルー・ワドゥーだ。
IMSAのエンデュランス・カップとスーパーGTの日程を見ると、デイトナの次に開催される3月のセブリング戦は岡山公式テストと、9月のインディアナポリス戦はSUGO戦と重複している。しかしながら、6月のワトキンスグレン戦と10月のロード・アトランタ戦にはスケジュール上参戦が可能だ。
これらのレースにAFコルセから参戦する可能性はあるのかと問うと、コッツォリーノは次のように答えた。
「どうでしょうね? ある意味で、今回のレースは自分がどれほどのパフォーマンスを発揮できるかを確認するためのテストでした」
「ギリギリでのオファーでしたが、ここに来られて嬉しいです。AFコルセには(今年の他のレースでの起用を)検討してほしいと伝えてあるので、あとはボスの判断次第ですね!」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“スポンジバリアNG”のFIA新基準。スーパーフォーミュラ開催直前にSUGOで行われた大規模作業と今後の課題
ハミルトンに対するチームの陰謀を主張するメールがF1関係者に届く。メルセデスは捜査を依頼も、警察は犯罪行為を否定
【MotoGP】プラマック、ドゥカティ陣営から離脱&ヤマハサテライトチームへ!? オランダGPで発表予定との情報
【追記あり】交通事故で病院搬送のオジエ/ランデ組がラリー・ポーランド出場をキャンセル。代役はロバンペラ組に
ハースF1とロシア企業『ウラルカリ』のスポンサー契約をめぐる裁判が終了も、双方が勝利を主張。チームには一部返金命令
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?