現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【人気モデル 購入最前線】トヨタ RAV4編 (2023年1月)

ここから本文です

【人気モデル 購入最前線】トヨタ RAV4編 (2023年1月)

掲載 更新 12
【人気モデル 購入最前線】トヨタ RAV4編 (2023年1月)



●文:月刊自家用車編集部(ハラ)

【XVオーナーは乗り換えるべきか?】 スバル・クロストレック(新型)VSスバルXV(従来型) 先取り比較

グレードによって納期はまちまち。PHEVのZは相当待ちそうだ

トヨタ
RAV4


X(ガソリン車 2WD)293万8000円
X(ガソリン車 4WD)316万9000円
G(ガソリン車 4WD)366万6000円
Adventure(ガソリン車 4WD)368万4000円
G ”Z package”(ガソリン車 4WD)383万6000円

X(ハイブリッド車 2WD)353万8000円
X(ハイブリッド車 E-Four)379万1000円
G(ハイブリッド車 E-Four)430万4000円
Adventure(ハイブリッド車 E-Four)430万3000円

Z(プラグインハイブリッド車 E-Four)563万3000円

・最新購入情報
車両本体目標値引き額:23万円
リセール予想:B+
納期の目安:4か月以上


2022年10月に実施された最新改良時にグレード体系の見直しを実施。これまで別モデル扱いだったRAV4 PHVは、RAV4の最上位グレードZ(PHEV車)として設定されている。

2022年12月初頭の時点ではPHEV車のZの納期はかなり厳しい状態(オーダーストップ)だが、ガソリン車や一部のハイブリッド車の納期は4か月~が目安。グレードや装備仕様によって納期の長さは大きいが、トヨタSUVの中では納期の見通しがしっかりとしている。改良時に設定された特別仕様車のAdventure“OFFROAD package II”で半年程度が目安だ。

―― 最新改良時にグレード体系を再編。パワートレーンが2Lガソリン車、2.5Lハイブリッド車、2.5Lプラグインハイブリッド車の3つになった。

【グレード選び】性能と価格のバランスに優れるガソリン車がベストバイ

パワートレーンは3タイプ選べるが、動力性能はもちろん、価格帯の差もかなり大きい。

ガソリン車は、2Lエンジン(171PS/21.1kg・m)を搭載。設計年次が新しいダイナミックフォースエンジン+ダイレクトシフトCVTが採用されたこともあって、燃費性能(15.2km/L~【WLTC総合モード燃費】)に優れる美点を持つ。

ハイブリッド車は2.5Lエンジン(178PS/22.5kg・m)+モーター(88kW/202Nm【フロント】)の組み合わせ。2WD車はシングルモーターだが、リヤにもモーター(40kW/121Nm【リヤ】)を備えるE-Four車はツインモーター仕様になる。燃費性能は20.3km/L~(WLTC総合モード燃費)とミドルSUVのハイブリッド勢の中ではバランスの良さが光る。

プラグインハイブリッド車のZは4WD車のみの設定。2.5Lエンジン(177PS/22.3kg・m)+ツインモーター(134kW/270Nm【フロント】40kW/121Nm【リヤ】)と、最上級グレードにふさわしい高性能が与えられた仕様だ。満充電状態でのEV走行可能距離は95km(プラグインレンジ、国土交通省審査値)と、EVとしての使い勝手もなかなか良好だ。

性能と価格のバランスを重視するならば、ガソリン車の方が魅力が高い。
絶対的な速さや全開加速時のパワフル感などはハイブリッド車には及ばないが、最新シャシーとメカニズムの恩恵は大きく、走りの実力はクラストップレベル。低中速域で扱いやすい特性が与えられたことで出足もなかなか鋭く、それでいてゆったりと流す走り方では燃費もしっかりと伸びていってくれる。ガソリン車=廉価仕様には当てはまらないといっていい。これで十分と感じるユーザーも多いはずだ。

Xはディスプレイオーディオのサイズが小さかったり、マニュアルシートだったりと利便機能が少し簡略化されているが、その上のGになると約50万円高となってしまう。RAV4の実用性の高さやコスパの良さを重視するならば、Xに必要なOPを追加していくのがいいだろう。

ちなみにハイブリッド車は、ガソリン車の約60万円高。燃費も含めた性能向上に十分見合う設定といえるが、XのE-Four車を選んでも400万円に迫る価格になってしまう。ガソリン車のコスパの良さと比べると、どうしても割高にも感じてしまう。その傾向がさらに強まるのがPHEV車で、装備や内装加飾が上級仕立てになるとはいえ、563万3000円(Z)という価格は手が出しにくいだろう。

―― 最新改良時に追加された特別仕様車「Adventure“OFFROAD package II”」

※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。

こんな記事も読まれています

レッドブル&HRC密着:首位浮上でタイヤ選択の異なるノリスに対し有利な立場に。最速マシンでなくとも勝利を掴んだ王者
レッドブル&HRC密着:首位浮上でタイヤ選択の異なるノリスに対し有利な立場に。最速マシンでなくとも勝利を掴んだ王者
AUTOSPORT web
スズキ「“スゴイ”後席」の軽ワゴン実車公開へ! 大人気「N-BOX」を超えた!? 軽スーパーハイト「スペーシア」アウトドアイベントで登場
スズキ「“スゴイ”後席」の軽ワゴン実車公開へ! 大人気「N-BOX」を超えた!? 軽スーパーハイト「スペーシア」アウトドアイベントで登場
くるまのニュース
50年前クルマの主役はトラックだった! 昭和30~40年代 日本の経済成長を支えたトラックたち
50年前クルマの主役はトラックだった! 昭和30~40年代 日本の経済成長を支えたトラックたち
ベストカーWeb
なんとフォード「シエラRS500コスワース」が約3780万円で落札! 高額の理由はノンレストア、低走行、温度管理されたガレージ保管だったから
なんとフォード「シエラRS500コスワース」が約3780万円で落札! 高額の理由はノンレストア、低走行、温度管理されたガレージ保管だったから
Auto Messe Web
ケータハム初期の「スーパーセブン」を再現 ケータハム スーパー セブン 600 & 2000登場!
ケータハム初期の「スーパーセブン」を再現 ケータハム スーパー セブン 600 & 2000登場!
AutoBild Japan
【充電体験でEVのストレス軽減へ】 レクサス充電ステーションの予約を一般へも開放
【充電体験でEVのストレス軽減へ】 レクサス充電ステーションの予約を一般へも開放
AUTOCAR JAPAN
スズキ、東京アウトドアショー 2024に新型車出品へ…親子でアウトドアや料理を
スズキ、東京アウトドアショー 2024に新型車出品へ…親子でアウトドアや料理を
レスポンス
アルピーヌ・ジャポンが初の電動モデル「A290」の日本導入を検討へ!
アルピーヌ・ジャポンが初の電動モデル「A290」の日本導入を検討へ!
月刊自家用車WEB
価格以上の高性能が満喫できる、抜群のコスパに脱帽! BYD・SEAL 試乗インプレッション
価格以上の高性能が満喫できる、抜群のコスパに脱帽! BYD・SEAL 試乗インプレッション
月刊自家用車WEB
【MotoGP】ヨハン・ザルコのプロ精神、LCRチェッキネロ代表が称賛。ストイックさは”アーティスト”レベル
【MotoGP】ヨハン・ザルコのプロ精神、LCRチェッキネロ代表が称賛。ストイックさは”アーティスト”レベル
motorsport.com 日本版
キャンプギア収納問題をトランクルームで解決!「CAMP HACK」×「ストレージ王」のコラボ動画が公開(動画あり)
キャンプギア収納問題をトランクルームで解決!「CAMP HACK」×「ストレージ王」のコラボ動画が公開(動画あり)
バイクブロス
“200万円台”から! ホンダ最新型「ヴェゼル」月々いくらで買える? 大人気SUVの「最も安い&高いモデル」とは
“200万円台”から! ホンダ最新型「ヴェゼル」月々いくらで買える? 大人気SUVの「最も安い&高いモデル」とは
くるまのニュース
SHOEIヘルメットにB+COMを美しく装着できるNEWアイテム! サインハウスが「B+COM SHOEIアタッチメント3」を発売
SHOEIヘルメットにB+COMを美しく装着できるNEWアイテム! サインハウスが「B+COM SHOEIアタッチメント3」を発売
バイクのニュース
フェラーリが僅差でトヨタを破り2連覇! 今年のル・マン、24時間走ってもなぜ大接戦に?
フェラーリが僅差でトヨタを破り2連覇! 今年のル・マン、24時間走ってもなぜ大接戦に?
くるくら
VWの小型セダン『ジェッタ』に改良新型、6月25日に米国デビューへ
VWの小型セダン『ジェッタ』に改良新型、6月25日に米国デビューへ
レスポンス
ベンツは「ほとんど変えずに洗練させる」困難な仕事をやってのけた しかし…… Gクラス試乗【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベンツは「ほとんど変えずに洗練させる」困難な仕事をやってのけた しかし…… Gクラス試乗【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベストカーWeb
【日本限定30台】メルセデス・マイバッハ特別限定モデル「S 580ナイトエディション」登場! 価格は4400万円。メルセデス ミーで展示中です
【日本限定30台】メルセデス・マイバッハ特別限定モデル「S 580ナイトエディション」登場! 価格は4400万円。メルセデス ミーで展示中です
Auto Messe Web
アルファロメオ ジュニアのハイパフォーマンス バージョン「ヴェローチェ」は最高出力280ps!
アルファロメオ ジュニアのハイパフォーマンス バージョン「ヴェローチェ」は最高出力280ps!
Webモーターマガジン

みんなのコメント

12件
  • 自分も、RAV4ハイブリッド納車待っていますが、4ヶ月で納車できる訳がない。半年以上、下手をすれば1年後です。半年たってもディーラーから連絡なしです。
  • 車のエントリーグレードって、どの車種にもあるが、なかなか手が出しづらい気がします。
    特にトヨタ日産の一番下のグレードは見劣りがすごいですね。
    いつも価格で誘き寄せる撒き餌さみたいな感じで見ています。
    あの装備比較一覧は毒ですが、買う方々はほとんど真ん中から上を選ぶでしょうね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村