アルピーヌは2023年F1マシン『A523』の発表会において、元サッカーフランス代表のジネディーヌ・ジダンのブランドアンバサダー就任を発表。彼を”アイドル”と呼ぶピエール・ガスリーは、嬉しさのあまり発表会の舞台裏で質問を繰り返していたと明かした。
ニューマシンのA523やドライバーのガスリーやエステバン・オコンらが登場したアルピーヌの発表会。ここでの”サプライズ”のひとつがジダンのブランドアンバサダー就任だった。
■ガスリー、”アイドル”マイケル・ジョーダンとの会食は「人生最高の体験……彼がF1の大ファンだったなんて!」
アルピーヌは昨年6月、モータースポーツにおける女性の機会均等を目的としたジェンダー・ダイバーシティ・プログラム『Race(H)er』を発表し、若手女性ドライバーの育成支援や女性スタッフの雇用拡大、女性のF1参戦を阻む”ガラスの天井”の実態を探る科学的調査を実施していくとしていた。
このプログラムに共鳴したジダンは今回、ブランドアンバサダーに就任。かつてフランス代表の背番号10として、母国開催となった1998年FIAワールドカップでチームを優勝に導き、近年ではレアル・マドリードの監督を務めた伝説的存在が、プログラムの顔となった。
F1ドライバーの中には幼少期よりサッカーにも熱中していたドライバーも少なくなく、ガスリーもそのひとり。ジダンの大ファンである彼はF1昇格に合わせてカーナンバー10を選んでいる。
発表会で「この会場で最高の背番号10は誰?」という質問がガスリーに飛ぶと、彼は「僕はまだ引退してないよ!」と笑いながらに答え、次のように続けた。
「彼はレジェンドだし、フランスだけでなく世界全体にとって象徴的存在だったんだ。僕にとってはヒーローのひとりで、5歳でサッカーを始めた時から10番を着たがっていた。練習に行く時はいつも、彼のユニフォームを着て練習していたんだ」
「自分がアンバサダーとなった彼と舞台裏で共に時間を過ごしているなんてね。イベント前には彼のキャリアやサッカー、マネジメントや卓越性に関して質問攻めしちゃったよ!」
「ジネディーヌ・ジダンをブランドアンバサダーに迎え入れるということは、アルピーヌの大志を示しているんだ」
なおガスリー以外にも、他ジャンルのスポーツ選手にあやかってカーナンバーを選んでいるドライバーがいる。レッドブルのセルジオ・ペレスがクラブ・アメリカで活躍したバンバンことイバン・サモラーノの背番号11からカーナンバー11を選択。サッカー以外では、アルファロメオの周冠宇が、NBAレイカーズで活躍したバスケットボール選手のコービー・ブライアントへのトリビュートとしてカーナンバー24を選んでいる。
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