リカルド・トルモ・サーキットでMotoGP第18戦バレンシアGPのMoto3クラス決勝が行われた。優勝はザビエル・アルティガス(Leopard Racing)だった。
シーズン最終戦となるバレンシアGP。予選でポールポジションを獲得したのは、新たにMoto3王者となったペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)。2番手には鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)、3番手にはイザン・ゲバラ(Valresa GASGAS Aspar Team)が並んだ。
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全23周の決勝が開始されると、1周目から波乱となった。ターン4でロレンソ・フェロン(SIC58 Squadra Corse)とダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)が立て続けにハイサイドを起こして転倒すると、山中琉聖(CarXpert PruestelGP)がその影響を受けて転倒してしまった。
先頭集団はPPスタートのアコスタがリード。ミスによりポジションを落とすシーンも見られたが、すぐに取り返した。
トップグループはなかなか集団が分離せず数珠つなぎの状態。予選上位のゲバラや鈴木に加えて、デニス・オンジュ(Red Bull KTM Tech 3)、フィリップ・サラック(CarXpert PruestelGP)などで構成された。
アコスタに果敢にしかけていったのがゲバラだが、一瞬先頭を奪うことはあるものの、トップを維持できずアコスタに取り返されてしまう展開が繰り返された。
このトップ争いにはオンジュも参加。レース折返しとなる12周目からはジャウマ・マシア(Red Bull KTM Ajo)も加わり、先頭は度々入れ替わる戦いが続いていた。
しばらく抜きつ抜かれつのバトルが続いていたが、残り10周となることには再びアコスタが先頭の体制に戻った。なおオンジュにはトラックリミット違反でロングラップペナルティが科され、残り7周で消化。11番手までポジションを落とした。
ホームストレートでのスリップストリームを利用した追い抜き合戦で、ポジションは毎周のように変動。残り4周のタイミングでは、先頭集団内で機会を伺っていたデニス・フォッジア(Leopard Racing)が一気に3台のオーバーテイクを決めた。
それ以降はフォッジアとアコスタとの争いになったが、ラストラップにはフォッジアが先頭で突入した。
ラストラップ、アコスタはターン1でフォッジアを追い抜いて先頭に立った。しかし反撃を狙ったフォッジアがアウト側に膨らんでしまい、ターン2でアコスタと接触。アコスタは転倒を喫してしまった。
このゴタゴタの中、先頭に浮上したのはザビエル・アルティガス。そのまま逃げ切り、キャリア初優勝を果たした。2位はセルジオ・ガルシア(Valresa GASGAS Aspar Team)、3位はマシアだ。最終ラップに接触があったフォッジアは、後に3秒のタイムペナルティが決定し、13位にポジションを落とした。
日本勢は佐々木歩夢(Red Bull KTM Tech 3)が11位で最上位。鳥羽海渡(CIP Green Power)が17位、山中は転倒後に復帰し、19位で完走を果たしている。鈴木はトップ10圏内を走行していたが、レース中盤に転倒しリタイアとなった。また國井勇輝(Honda Team Asia)も転倒リタイアでレースを終えている。
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