12月22日、FIM世界耐久選手権(EWC)にフル参戦しているTeam Kawasaki Webike Trickstar(KWT)は、2024年シーズンのライダーラインアップを発表した。
KWTは2023年からEWCに参戦を開始したチームだ。TRICK STAR RACING(エントリー名はエヴァンゲリオンレーシング)として鈴鹿8耐に出場しており、EWCにも参戦経験はあるが、Team Webike SRC Kawasaki Franceが2022年限りで活動中止したことに伴い、鶴田竜二監督がその後を受け継いだ形でKWTを率いている。
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2023年はランディ・ド・プニエ、渡辺一樹、クリストフ・ポンソンを起用して、第2戦からはポンソンに代わりグレゴリー・ルブランが加入していた。
参戦2年目は多くのライダーからの参戦希望を受けるなか、フランス人のルブランの継続起用を決定。そのほか、イタリア人のクリスチャン・ガマリーノとスペイン人のロマン・ラモスが加入することになった。2023年に所属していたド・プニエはKM99への移籍が発表されているが、渡辺の移籍先は未定だ。
■グレゴリー・ルブラン
「過去に多くの優勝を経験したカワサキマシンで2024年に再びEWCを戦えることは自分にとって大きな誇りであり、今からとても楽しみだ。自身にとっての第一の目標は、開幕戦のル・マン24時間レースで6度目の優勝を#11マシンで勝ち取ることだ」
■クリスチャン・ガマリーノ
「2024年にKWTと共にEWCに参戦できることを心より誇りに思っていますし、とてもエキサイティングな気持ちだよ。速く走ることはもちろんだが、そのためにもいち早くチームスタッフとの強い絆を築き、チームに良い雰囲気をもたらすことができるように努力したいと思う。シーズン開幕が今から待ちきれないよ」
■ロマン・ラモス
「新たなチャレンジは自分にとってとても魅力的であり、この挑戦を楽しみつつ、チームの成功に貢献できるようベストを尽くして頑張りたいと思っている」
■鶴田竜二チームマネージャー
「KWT2年目のシーズンとなる2024年シリーズはライダーラインナップが大きく変わりました。昨年からチーム継続となるグレゴリー選手は耐久レースにおける素晴らしい実績がいくつもあり、高いスピードとそれを24時間継続できる安定性を兼ねそろえた選手です。今年はチーム最年長となりチームを引っ張る存在として期待しています」
「ガマリーノ選手は2023年シーズンのSSTクラスのタイトルを獲得したイタリア人ライダーです。オーディションではチームへの高い順応性と勢いのある走りを見せて大抜擢となりました。ラモス選手はMoto2、WorldSBK、ESBKなど様々なカテゴリー、様々な国で活躍してきた実力派スペイン人ライダーです。様々なカテゴリーで戦ってきた知識やノウハウが耐久レースをメインに戦ってきた我々のチームに新たな力を与えてくれると期待しています」
「ヨーロッパ各国で戦う3人の才能ある素晴らしいライダー達を我々のチームに招くことができとても光栄に思っています。3人共国籍が違い、活躍してきたバックグラウンドがそれぞれ異なるので、それがチームにとって大きな強みになると思っています。KWTは2024年も世界のトップを目指し、全力で戦っていきます。応援よろしくお願いします」
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みんなのコメント
スズキから移籍して活躍期待してたのに、チーム戦略も少し疑問に思うところもあったんで、ご自身から離れたのかな?
加賀山さんの所に関わっていくんでしょうか?発表まちたいです