バレンティーノ・ロッシは、今週末にオーストラリアのマウント・パノラマで開催されるバサースト12時間レースにチームWRT BMWの一員として参戦。MotoGPのレジェンドながらも、初めてのバサーストには感激を隠せないようだ。
ロッシはシルバードライバーではあるものの、ブロンズドライバーの専有走行枠となるフリー走行2回目での出走許可を得て、マウント・パノラマのコースを初走行。46号車BMW『M4 GT3』を駆り2分5秒448を記録し、セッション最速となった。
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マウント・パノラマ初体験となったロッシは、これまでもシミュレータでは幾度となく走ってきたコースを実際にドライブしたことに「感動した」として、次のように続けた。
「ここでレースをすることを知る前から、いつもマウント・パノラマをシミュレータで遊んでいたんだ」
「シミュレータで20年間レースをしてきて、マウント・パノラマに初めて来られたのは感動的なことだ」
「神秘的なサーキットのひとつだ。プレイステーションからiRacingまで、何周も走ったよ」
「このコースはとても印象的で、何かが違うんだ。マシンのフィーリングも良いし、グリップも良い。プッシュもできるよ」
「とにかく難しくてテクニカルだけど、走るととっても楽しいんだ」
「サーキットはふたつの要素で構成されている。(麓は)普通のコースで山側は違う」
「毎周のように『もう少し速く走ろう』とは思うけど、そこには壁がある。だからいつも5cmは間を取るようにしている。ミスすると大変なことになるから、少し余裕を持って走る必要があるんだ」
「ジェリー(バージェス)とゲイリー(コールマン)は、1970年代と1980年代にここでレースをしたことがあるんだ」
「バイクではより広いスペースとランオフエリアが必要になる。ミスすると大変なことになるからね」
「僕としては、クルマに乗っている方が良いね。このコースはスペースがあってウォールはあるけど設計が似ているフィリップアイランドとさほど変わらないと思う」
「このコースでは、ドライブ中にアドレナリンが出る。ミスせず全てをうまく処理する必要がある」
「バイクは身体が外に出ているから、よりスピードを感じることができる。視点は異なるけど、非常に似ているよ」
フリー走行4回目ではロッシのチームメイトで昨年はスーパーGTへ参戦していたアウグスト・ファルフスがステアリングを握り、12番手を記録。このセッションではMARC V8のキース・カスルケが恐ろしいクラッシュを喫したが、ドライバーに大きな怪我はなかった。
なお、46号車WRT BMWは土曜日の予選トップ10シュートアウトに進出。チームメイトのマキシム・マーティンがクラス8番手タイムとなる2分2秒508を記録している。
バサースト12時間の決勝レースは、日本時間2月5日(日)7時45分からスタートとなる。
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