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8代目VWゴルフ 全ガソリン車に48Vシステム e-ゴルフが廃止 「プラス」投入も

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8代目VWゴルフ 全ガソリン車に48Vシステム e-ゴルフが廃止 「プラス」投入も

もくじ

ー 新型ゴルフ 他グレードの情報は
ー ゴルフ「プラス」も登場 GTEは存続
ー >ディーゼル/e-ゴルフ/GTDは

新型フォルクスワーゲン・ポロ「GTI」試乗記 2018年型は「正当派」

新型ゴルフ 他グレードの情報は

ガソリンモデルには全て48Vシステムが採用され、TSIエンジンでは、中核となる1.5ℓと、最新の1.0ℓ、それに2.0ℓのガソリン仕様に、可変容量ターボチャージャー技術が組み合わされる。

さらに各ガソリンエンジンには粒子フィルターが搭載される。フォルクスワーゲンがガソリンエンジンモデルのCO2排出量を100g/km以下に削減し、2021年の業界全体の排出量目標値である95g/km達成へと歩みを進めるなかで、大きな役割を果たすのはマイルドハイブリッド技術だろう。

この技術では、出力11psのベルト一体型スターター/ジェネレーター(Belt-Integrated Starter/Generator:BISG)を組み合わせることで、素早いエンジンのストップ/スタートと、トルクの増強、さらにはエネルギーの48Vリチウムイオン・バッテリーへの回収を可能にしている。

ゴルフ「プラス」も登場 GTEは存続

さらに新型ゴルフには、フロントかリアを駆動する36psの電気モーターを持つ「プラス」バージョンも設定されることになる。これにより、ドライブトレインへ供給するトルクを増やすとともに、回生ブレーキによるエネルギー回収と、燃費向上のためのエンジン停止が可能となる。

モーターがリアアクスルに搭載される場合、トラクションの向上と、滑りやすいコンディションでのコーナリングバランスの改善にもつながる。

ディーゼル/e-ゴルフ/GTDは

実際、CO2排出量削減に向けたより効率的な方法としてハイブリッド技術のコストが下がっており、次期ゴルフはディーゼルエンジンをラインナップにもつ最後のゴルフとなりそうだ。

次期ゴルフにも、新型1.5ℓと現行モデルからのキャリーオーバーとなる2.0 TDIを積んだディーゼルモデルが登場し、2.0ℓエンジンはGTDに搭載される。

e-ゴルフは、その役割をI.D.ハッチバックが引き継ぐために、次期モデルでは登場しない見込みだ。一方、GTEは現行モデルの販売が好調であったために、新型ゴルフにも設定されるだろう。GTEがもつプラグインハイブリッド・ドライブトレインは、CO2排出量削減と、この技術のより広範なマーケティングにとって有効なのだ。

8代目ゴルフのサイズ/重量ともに現行モデル同等となるだろう。これまでどおり、そのデザインは現行モデルの進化系であり、ゴルフの伝統に則したものだが、内部情報筋によれば、ゴルフとI.D.ハッチバックの違いを強調するため、よりダイナミックで、力強いルックスになるとのことだ。さらに設定は5ドアモデルのみとなる。

「全てのゴルフで、安全、スポーティ、ラグジュアリー、プレミアムと品質を重視しています」と8代目ゴルフの開発を主導するフォルクスワーゲンR&D部門責任者のフランク・ウェルシュはいう。「1年後、来年のジュネーブで次期ゴルフの試作モデルを公開します」

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