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ヴォクシー/ノア、ステップワゴンの順位は? 2022年6月の新車販売ランキング 新型ミニバンの動向

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ヴォクシー/ノア、ステップワゴンの順位は? 2022年6月の新車販売ランキング 新型ミニバンの動向

6月の登録車 販売台数ランキング発表

執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

【画像】新型ムーヴ・キャンバス、ノア/ヴォク、ステップワゴン【デザインを見る】 全108枚

2022年6月の新車販売の車名別ランキングが発表された(自販連/全軽自協調べ)。

台数状況を見ると、半導体などパーツの供給不足などに起因する生産調整の影響の有無が、モデルによって顕著に示される形となった。

登録車の6月のランキングは、トヨタ・ヤリスが前年同月比12.3%減ながら1万3107台を売り上げて2か月連続でのトップにつく。

続く第2位には、同1.0%減の9093台を販売したトヨタ・カローラが、前月と同順位で位置。

そして第3位には、同23.4%増(8734台)を成し遂げた日産ノートが、2ランクアップを果たして入った。

また、第4位には同45.6%減(7796台)と苦戦したトヨタ・ルーミーが1ランクダウンで、第5位には同33.3%増(6699台)を記録したホンダ・フリードが前月と同順位でランクインした。

2022年6月 登録車ブランド通称名別順位

1位 トヨタ・ヤリス:1万3107台
2位 トヨタ・カローラ:9093台
3位 日産ノート:8734台
4位 トヨタ・ルーミー:7796台
5位 ホンダ・フリード:6699台
6位 トヨタ・ライズ:5376台
7位 ホンダ・フィット:4971台
8位 ホンダ・ヴェゼル:4948台
9位 トヨタ・ノア:4302台
10位 トヨタ・ヴォクシー:4207台

新型車の動きを見ていこう。まずはフルモデルチェンジされたミニバン勢だ。

新型ステップワゴン 2.7万台受注

本年1月に全面改良したトヨタ・ノアは、生産調整の影響もありながら前年同月比1.6%増(4302台)を販売して第9位に。兄弟車のヴォクシーは4207台を登録し、トップ10に滑り込んだ。

本年5月に新型に移行したホンダ・ステップワゴンは、同38.2%増の3378台を登録して第15位に入る。

新型ステップワゴンは発売後1か月の受注が、月販計画の5倍以上となる2万7000台超を記録しているため、来月以降、順位はさらに上がることが予想される。

ミニバン以外では、昨年7月に全面改良したトヨタ・アクアが、同55.0%増(3813台)を記録して第13位に位置。

また、昨年12月に一部改良モデルを発売したマツダCX-5は、同64.7%増(1937台)を成し遂げて第23位に。昨年12月に新型のPHEVモデルを発売した三菱アウトランダーは、同1330.7%増(1631台)を達成して第27位にランクイン。

さらに、今夏に一部仕様向上を果たす日産リーフが、同560.1%増(1340台)を登録して第32位に。

昨年10月に新型に移行したGR86は955台を販売して第37位に。本年1月に一部改良を実施したマツダ・ロードスターは同73.8%増の735台を売り上げて第43位に入った。

軽自動車についても確認しておこう。

軽 前年超えのワゴンR ライバルが新型に

6月の軽自動車ランキングは、ホンダNボックスが前年同月比13.3%減ながら1万5149台を販売して、2か月ぶりに首位を奪還する。

前月首位のスズキ・スペーシアは、同7.7%減(8780台)にとどまって第2位に陥落した。

第3位には、同8.2%減の7917台を記録したダイハツ・ムーヴが前月と同順位でランクイン。

また、第4位には新バージョンのスマイルが販売を牽引するスズキ・ワゴンRが同175.0%増(7199台)を成し遂げて、第5位には生産を本格再開した日産ルークスが同35.0%増(6561台)を達成して入った。

2022年6月 軽四輪車 通称名別 新車販売速報

1位 ホンダNボックス:1万5149台
2位 スズキ・スペーシア:8780台
3位 ダイハツ・ムーヴ:7917台
4位 スズキ・ワゴンR:7199台
5位 日産ルークス:6561台
6位 ダイハツ・タント:5761台
7位 スズキ・ハスラー:5035台
8位 スズキ・アルト:4877台
9位 ダイハツ・ミラ:4669台
10位 ホンダNワゴン:4651台

注目モデルの動向に触れていこう。

軽EV「日産サクラ」 受注1万台超え

本年6月に発売した軽EVの日産サクラは1675台、三菱eKクロスEVは426台で販売をスタート。

サクラは5月20日発表からの予約受注が1万1429台、eKクロスEVは約3400台を記録しており、今後も販売台数の伸びが期待できる。

一方、ホンダS660の生産終了によって軽自動車唯一の2シータースポーツとなったダイハツ・コペンは同9.0%増の340台、兄弟車のトヨタ・コペンは同45.5%増の211台を達成。

ダイハツ・コペンは本年9月に限定1000台で「20周年記念特別仕様車」を発売すると発表し、本年6月20日から先行受注を開始したが、わずが4日で受注が1000台に達し、早々に受け付けを終了している。

なお、登録車と軽自動車を合わせた6月の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが2か月ぶりの首位に立ち、以降はトヨタ・ヤリス、トヨタ・カローラ、スズキ・スペーシア、日産ノートの順で続く。

また、2022年上半期(2022年1月~6月)の新車販売台数ランキングでは、ホンダNボックスが唯一10万台超の10万3948台を達成してトップに就き、以降はトヨタ・ヤリス(8万1580台)、トヨタ・カローラ(7万988台)、トヨタ・ルーミー(6万5525台)、日産ノート(5万6948台)の順位となった。

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