カンポス・レーシングは9月12日、レッドブル育成のアービッド・リンブラッドを2025年シーズンのFIA F2で起用すると明らかにした。
イギリス出身のリンブラッドは現在17歳。レーシングカート時代の2021年からレッドブルの若手ドライバー育成プログラムである『レッドブル・ジュニア・チーム』に加わり、2022年に15歳の誕生日を待ってイタリアF4のシーズン後半戦に参戦し、シングルシーターデビューを果たした。
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2023年にはイタリアF4でシリーズ3位。また、マカオGPのFIA F4レースにSJMセオドール・プレマ・レーシングから参戦し、予選、予選レース、決勝レースを制する活躍を見せた。
2024年はプレマ・レーシングよりFIA F3に参戦。通算4勝を挙げてシリーズ4位という成績を残した。なお、第7戦シルバーストンではFIA F3史上初スプリント/フィーチャーのダブル優勝を飾っている。そんなリンブラッドが、2025年はF1直下のFIA F2に参戦することになった。
「2025年のFIA F2でカンポス・レーシングに加わることになり、とても興奮している。チームはこれまで素晴らしいシーズンを送ってきたし、一緒に仕事を始めるのが待ちきれない」と、リンブラッドはコメント。
「カンポス・レーシングの伝統とエイドリアン・カンポスの遺産を受け継ぐことになる。チームはとても情熱的で、ハングリーで、勝利へのモチベーションが高い。彼らは僕にドライバーとして成長し続けるためのツールと知識を与えてくれるだろう。この機会を与えてくれたレッドブル、レッドブル・ジュニア・チーム、カンポス・レーシングのみんなに感謝したい。スタートが待ちきれないね」
また、カンポス・レーシングを率いるエイドリアン・カンポスJr.は「2025年シーズンに向け、アービッドを獲得できたことをうれしく思う」とコメント。
「彼には計り知れない才能があり、この先、ともに重要な目標を達成できると確信している。我々は冬の間に、彼の来季デビューに向けて可能な限りの準備を整えておく。彼のステップアップが可能な限りスムーズで成功するよう、われわれの経験をすべて注ぎ込むつもりだ」
カンポス・レーシングは今季、アイザック・ハジャル、ジョセップ・マリア・マルティという2名のレッドブル育成ドライバーを起用。第11戦モンツァ終了時点でハジャルがドライバーズランキング首位、マルティがランキング15位につけている。
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