ウイリアムズのテストドライバーを務めるロイ・ニッサニーは、F1第15戦バーレーンGPのフリー走行1回目に出走することとなった。
トライデントからFIA F2にフル参戦しているニッサニーは今季、既に2度フリー走行に出走しており(スペインGP、イタリアGP)、これが3度目となる。なお、3回のフリー走行出走は、シーズン開始前にウイリアムズとニッサニーの間で合意されていたことだ。
■ウイリアムズ、ニッサニーをテストドライバーに起用。FP1にも3回出走へ
その後ニッサニーは、若手ドライバーを対象にアブダビで行なわれるポストシーズンテストにもジャック・エイトケンと共にウイリアムズから参加する予定だ。マクラーレンは既にこのテストへの不参加を発表するなど、何チームがこのテストに参加するのか不透明な状況だが、ウイリアムズは若手ドライバーふたりに走行機会を与えることとなった。
このアブダビでのテストは、2021年のプレシーズンテストが始まるまでの最後の公式テストとなる。ニッサニーとエイトケンは共にF1でのレース出走経験がなく、テストへの参加条件を満たしている。
ふたりは年内に再びウイリアムズのF1マシンをドライブできることへの喜びの声を寄せた。
「もちろん、アブダビでFW43にまた乗れることは嬉しい。今シーズンの初めにこのチームでFP1に参加した後、この経験を活かしてさらに何周か走りたいと思っていた」
ニッサニーと同じくF2に参戦中のエイトケンはそう語った。
「プログラムが設定されているのであまり多くのテストはできないけど、学ぶべきことは常にあると思うし、シーズンの締めくくりとしては最高の形になるだろう」
さらにニッサニーはこうコメントした。
「アブダビでのテストは、マシンとの関係を深める上で絶好の機会だ。FP1とは違ってテストではより多くの時間と走行距離が確保されているし、マシンと自分のドライビングを微調整することができるんだ」
昨年までのアブダビでのポストシーズンテストは、ピレリが翌シーズンに使う新コンパウンドなどを試すためのタイヤテストも実施され、レギュラードライバーも多く参加していた。しかしながら、今季はコロナ禍の影響でホイール径18インチのタイヤの導入が2022年まで先送りになったこともあり、ルーキーテストとして実施されることとなった。
また、ルノーは来季からF1に復帰するフェルナンド・アロンソをこのルーキーテストに参加させようと働きかけていたが、ライバルチームから反対の声が上がっているため、実現しない可能性が高いとみられている。
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