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新型『BMW M2』が日本上陸。直列6気筒ツインターボの正統派FRにMTモデルも設定

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新型『BMW M2』が日本上陸。直列6気筒ツインターボの正統派FRにMTモデルも設定

 BMWのラインアップでもっともコンパクトなスポーツクーペ『2シリーズクーペ』をベースとし、伝統の直列6気筒を搭載した正統派FR、新型『BMW M2(エム・ツー)』が日本上陸。BMW M社が開発する高性能モデルには待望のMTも用意され、2月27日より注文受付が開始されている。

 1985年に登場した初代『BMW M3』と、それ以前に登場したBMW初のターボモデル『BMW 2002(ニー・マル・マル・ニー)ターボ』の伝統を引き継ぐ、この新型『BMW M2』は、現状でもっともコンパクトなBMW Mモデルであるとともに、直列6気筒のツインターボと前後50:50の重量配分、そしてFRの駆動方式による「駆けぬける歓び」を体現した、まさに正統派と呼ぶべきモデルに仕立てられた。

『BMW Z4』がフェイスリフト。水平基調のキドニー・グリル採用にコネクティビティも強化

 2016年に発表された初代からバトンを受け、今回で2代目となるM2は、大きく左右に張り出した四角型基調のエアインテークや、ヘッドライト周りのデザイン、横バーを採用した直線的なデザインのフレームレスのキドニー・グリル、そしてワイドなブリスターを持つフロントフェンダーなど、ベースモデルとは大きく異なる印象をもたらす造形により、さらなる存在感を主張する。

 LED技術を取り入れ、スモーク処理されたコンパクトなテールライトを持つリヤ側では、後部をキックアップさせた厚みのあるトランク形状と、Mハイ・パフォーマンス・モデル伝統の存在感のある4本出しエキゾースト、空力特性の改善に寄与する立体的なディフューザーの採用により、さらにグラマラスなデザインとなっている。

 インテリアでも、上級モデルのM3やM4と共通のコンポーネントが多く採用され、おなじみのiドライブ・コントローラーを筆頭に、タッチ操作が可能な視認性に優れたカーブド・ディスプレイ、全席乗員の身体をしっかりと支えるMスポーツ・シート、前席に内蔵されたイルミネーション付きのM2ロゴに、コンパクトながら大人2名乗車が可能な後席などを備えた。

 また、サーキット走行に適したオプションとしてM3、M4と同様のMカーボン・バケット・シートを設定し、多点式シートベルトにも対応。横方向のGを強力にサポートするこのシートは、前席2脚で約10kgの軽量化も実現している。

 そして注目の心臓部には、その兄弟や先代にも搭載された3.0リットル直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリンをさらに進化させた『S58B30A』を搭載。圧力損失を最小限にし、流体抵抗も極めて低く抑えることでレスポンスを最適化した吸気ダクトや、重量を最適化し高回転まで最大限かつ安定したパワー供給を実現する鍛造ピストンなどを採用する。

■トランスミッションは8速ATまたは6速マニュアル

 さらに、最適化されたブースト圧で迅速かつダイナミックなレスポンスを発揮し、低回転時でも高いトルクを実現するツイン・ターボ・チャージャーを採用するなど、サーキットで培われた多くの技術を余すことなく採用することで、最高出力460PS(338kW)/6250rpm、最大トルク550Nm/2650-5870rpmまでアウトプットを高めている。

 このパフォーマンスを最大限に引き出すべく、エンジン、サスペンション、ステアリングやブレーキなど、ドライバーの好みに合わせたセッティングをステアリングに装備されるM1/M2ボタンにメモリーが可能な“M Drive”も標準装備し、M ModeではRoad、Sport、Trackの各モードが選択可能に。

 アシストや横滑り防止装置の介入度合い、メーターパネルやヘッドアップ・ディスプレイ、メーターパネルの表示を変更でき、Mアダプティブ・サスペンションの標準装備により、スポーツドライビングのみならず市街地走行時の乗り心地向上も実現している。

 それらの性能を支えるボディや駆動系にも、アルミニウムを多用することで軽量化をはかるとともに、運動性能をも高めており、エンジンルーム内のストラット・ブレースの追加や前後アクスルへの補強を施し、車体強化によるサーキットでの走行性能向上も狙われている。

 そして、よりハードなサーキットでの走行を可能とするため、耐熱・耐フェード性能に優れた大径ブレーキディスクと、軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備とした。

 トランスミッションには、ドライブロジック付きの8速MステップトロニックATと、ドライバーの意のままにシフト操作が可能な6速マニュアル・トランスミッション搭載モデルも設定され、全車右ハンドル仕様で価格はともに958万円(税込)に。本格デリバリーは本年4月からが予定されている。

BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp

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みんなのコメント

6件
  • 性能はすごい、価格も思ったより高くない。
    問題はこのデザインだよな。あと半導体不足で入手困難となるかどうかか・・
  • スープラ?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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