ランチア・ラリー037が、現代に復活?
text:AUTOCAR JAPAN編集部
【画像】豪華! グッドウッド2021展示車両【キメラEVO37も】 全77枚
ランチア・ラリー037を現代に蘇らせるレストモッド・プロジェクト、「キメラEVO37」の実車を、グッドウッド・フェスティバルの会場で撮影することができた。
この車両は、イタリアのレストア・ファクトリー「キメラ・アウトモービリ社」が、ランチア・ベータ・モンテカルロのシャシーをベースに、前後にスペースフレーム・セクションを追加して製作。
直4エンジンは、スーパーチャージャーとターボを備え、505ps/56.0kg-mを発揮。0-100km/h加速を約4.0秒で走り抜ける。
当然ながら足まわりは現代化され、オーリンズのアジャスタブル・ショック、ブレンボ製の高性能ブレーキ、ピレリのスポーツ・タイヤにより強化。最高速度は数百km/hと伝えられている。
英国のモータースポーツの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2021」の会場には、鮮やかな真紅のカラーリングの1台と、実験車両とされる未塗装の車両が登場。デモ走行も披露された。
オリジナルのイメージを崩さずに、ラリースタイルのホイールを履き、4灯ヘッドライトをLEDでアレンジしたEVO37。
モデル名にちなみ37台が製造される予定で、今年9月からその納車が始まる。なお、価格は41万4000ポンド(邦貨換算6330万円)と発表されている。
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