2018インタープロトシリーズの最終ラウンドである第7戦、第8戦に野尻智紀がスポット参戦し、いきなり2連勝をマークする活躍を披露。本人も「いい経験になった」と笑顔をみせた。
関谷正徳氏がプロデュースし、2013年に始まったインタープロトシリーズ。そのプロクラスには今年も松田次生、ロニー・クインタレッリ、石浦宏明、平川亮、関口雄飛などGT500ドライバーが多数参戦し、しのぎを削っている。
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今回の第7戦、第8戦はマカオグランプリと日程が重複したことで数名のドライバーが欠場。野尻は坪井翔の代役として7号車のJ-Gearのマシンに乗り込み参戦を果たした。
初参戦にも関わらず予選で3番手につけた野尻は、8周で争われる第7戦では徐々に順位を上げポールポジションスタートの平川亮(RSS・インタープロト)も逆転。いきなり優勝を飾った。
この第7戦の順位のまま、すぐに10周で争われる第8戦がスタート。ここでも野尻は力強い走りを披露。序盤にロニー・クインタレッリ(TOMEI SPORTS)の先行を許すもレース後半に逆転し再びトップへ。最後までペースも落ちることなく2連勝を飾った。さらに第7戦ではファステストラップもマークし、ファステストラップ賞も手にした。
気になるシリーズタイトルの行方は、最後まで接戦の展開となったが、第8戦で2位に入ったクインタレッリが逆転で2018シーズンのシリーズチャンピオンを獲得した。
野尻自身にとっては、前週のスーパーGT最終戦もてぎに続いての2週連続優勝。表彰式でも笑顔が絶えなかった。
「今回ホンダさんからも許可を得てレースに出ましたが『勝ってこいよ!』と言われていたので、その通り勝てて良かったです。残念ながら僕が優勝したレースで、他の人がチャンピオンを決めていますが(苦笑)。その中でもしっかりと存在感をアピールできたと思います」
そう語った野尻は、改めてインタープロトシリーズのスポット参戦は非常に有意義だったと振り返り、来年以降も機会があれば挑戦したいと語った。
「すごくいい経験になりました。スーパーGTとかではなかなか接点を持てないような方々ともお会いできました。例えば東名スポーツさんとかは名門として名前は知っていましたが、今回こうして彼らと一緒に仕事ができたのは良かったです。みなさん愛情を持ってクルマを作っていらっしゃるのを感じました」
「インタープロトはオーナーさんがいて、2人で同じクルマをシェアしますが、レースになれば僕ひとりの戦いになって、スプリント寄りの要素がありました。自分のやりたいようにやらせてもらえたので、すごく感謝しています。充実した週末でした」
「また機会があれば参加してみたいですね。インタープロトもシートが激戦で大変だと思いますが、こうやって機会があればいつでも出たいです」
「僕としては、どんなクルマでも乗って経験をすることがプラスになると思うので、またチャンスがあればお声がけいただきたいなと思います」
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