航続距離500kmの壁を破る
ポルシェは、EVのタイカンに新モデル「GTS」を導入すると発表した。また、タイカン・クロスツーリスモをベースとした「スポーツツーリスモ」という新モデルも登場している。
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スポーツツーリスモは、クロスツーリスモの「日常的な実用性」を求める一方で、セダンのような「オンロードでのパフォーマンスを諦めたくない」というユーザーを対象としている。オフロード志向のボディクラッディングを取り除き、車高も下げられているが、1200Lのトランクと広いヘッドルームは維持されている。
米国で開催されているLAモーターショーでは、スポーツツーリスモGTSが公開されている。GTSはタイカンのラインナップに新たに追加された仕様で、4Sとターボの間に位置する「スポーティなスイートスポット」とされている。
11月17日から予約受付を開始しているタイカンGTSの価格は1807万円(税込)。一方のスポーツツーリスモGTSの日本価格は確認されていないが、英国では10万4990ポンド(約1620万円)となっている。
4Sとターボの中間に「スイートスポット」
ローンチコントロールモードで最高出力598psを発揮するGTSは、0-100km/h加速を3.7秒で駆け抜け、最高速度250km/h、航続距離は最大504kmに達するという。
ポルシェの他のGTSモデルと同様に、ブラックのエクステリアトリムとRace-Texシートが特徴的で、アダプティブ・エアサスペンションの専用チューニングにより、ダイナミックなキャラクターを実現している。エレクトリックサウンドも表現がより豊かになっているとのこと。
タイカンシリーズの担当副社長であるケビン・ギークは、新モデルについて次のように紹介している。
「タイカンのモデルレンジは、2019年のワールドプレミア以来、着実に成長しています。3つのボディバリエーションと最大5つのモーターオプションにより、誰もが楽しめるものとなっています」
「特に、伝説的なGTSの名称を持つタイカンも登場したことを嬉しく思います。このモデルは、タイカン4Sとタイカン・ターボの間に位置しており、シリーズにおけるスイートスポットとなっています」
さらなるラインナップ拡大については、公式には何も語られていない。911、718ケイマン、カイエンにはそれぞれGTモデルが用意されているが、タイカンに最も近い関係にあるパナメーラには、ターボSが用意されている。
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しょんべんかけてまわる
それがおいらの性なのさ♪