ディフェンダー最強モデル V8スーパーチャージャー
ランドローバー・ディフェンダー130に5.0L V8スーパーチャージャーを搭載した高性能モデル「ディフェンダー130 V8」が公開された。
【画像】ディフェンダーのロングモデルに新仕様追加【130 V8とアウトバウンド・エディションを写真で見る】 全22枚
ディフェンダー90および110の派生モデルと同様のパワートレインを採用し、若干のチューニングを施して最高出力500psと最大トルク62.2kg-mを発揮、0-100km/h加速はわずか5.7秒に短縮される。
標準の130とは異なり、グレーとブラックの専用カラー、クワッドエグゾースト、専用バッジ、22インチのダークグレーホイールを設定する。14ウェイのヒーター&クーラー付きフロントシート、4ゾーン・クライメートコントロール、メリディアン製サウンドシステム、ヘッドアップディスプレイを標準装備し、インテリアのオプションもほとんど装着している。
現在、英国では受注を開始しており、価格は11万6845ポンド(約1940万円)からと、ディフェンダーファミリーで最も高価なバージョンとなる。今後数か月のうちに、顧客への納車が開始される予定だ。
搭載される5.0L V8エンジンは、1997年にジャガーXJ8とXK8に初めて導入された(当初は4.0L)、由緒ある「AJ型」ユニットである。現在、JLRではディフェンダーと生産最終年を迎えたジャガーFタイプにのみ使用され、レンジローバーのV8車はBMW由来の4.4Lに切り替わっている。
このAJ型ユニットが市販車に使用されるのは今回が最後になるかどうか、JLRは明らかにしていない。
また、ディフェンダー130 V8とは別で、新たにアウトバウンド(Outbound)仕様が追加された。「アクティブで冒険的なライフスタイルを持つ人々が、探索に必要なものをすべて詰め込める」ように3列目のシートを外し、1329Lのトランク容量を確保しており、2列目を畳むと2516Lにまで拡大される。
アウトバウンド仕様は、最高出力300psのD300ディーゼルエンジンを搭載して8万390ポンド(約1340万円)で発売される。
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