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レッドブルF1のアルボン、ホンダ田辺TDも見守るなか2020年型マシンで開幕戦への準備「レースモードに戻った」

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レッドブルF1のアルボン、ホンダ田辺TDも見守るなか2020年型マシンで開幕戦への準備「レースモードに戻った」

 レッドブル・ホンダは、7月5日の2020年F1開幕戦オーストリアGPに備え、今季型マシンRB16・ホンダを使用して、イギリス・シルバーストンで走行を行った。担当したアレクサンダー・アルボンは、シーズンスタート前にさまざまな確認をし、感覚を取り戻すことができたと語っている。

 この日の走行は、規則でPR目的のために1年に2日間許されている“フィルミングデー”を利用したもの。そのため、デモ走行用のタイヤを使用し、走行距離は100km以下に制限された。

【動画】F1開幕に備えレッドブルRB16・ホンダが118日ぶりに走行。アルボンが担当、フェルスタッペンは参加せず

 しかしチームにとっては、約4カ月延期された開幕に向けてウォームアップし、新型コロナウイルス感染防止のための新たな手順に慣れるための有効な機会となる。当日は、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターも現場を訪れていた。

 マックス・フェルスタッペンは、自宅がモナコにあり、イギリスに入国する場合は14日間の自己隔離が義務付けられる関係で、今回のフィルミングデー走行を欠席することに決めたものとみられている。

「今日シルバーストンでフィルミングデー走行を行い、久しぶりにクルマに乗ることができてよかった。埃を払い落して、感覚を取り戻すことができた」と走行を終えたアルボンは語った。

「3カ月F1マシンに乗っていなかったけれど、5周か6周で元に戻った。ジムでのトレーニングの成果は、コースを走った時に初めて確認することができるんだ」

「小さくて走るのが忙しいサーキットだ。今日はとても暑かった。だから自分のフィジカル面の状態を確認するのに最適なコンディションだった。いい状態だと思ったよ」

「またチームの皆に会えたこともうれしかった。(オーストラリアGPの)メルボルン以来、僕を担当してくれているメンバーとは定期的に連絡を取っていたし、大きな変化はないとすぐに感じることができた」

「チームが新しいCOVID-19プロトコルに慣れる機会を持てたという意味でもよかった。とてもスムーズな一日だったと思う。いろいろなことを再び経験し、レースモードに戻るためのいい機会だった」

 チーム代表クリスチャン・ホーナーは、チームにとってもアルボンにとっても、非常に有意義な一日だったと述べている。

「調子を取り戻すために今日シルバーストンを訪れた。COVID-19への新たな予防策を整え、ガレージプロトコルとピットストップ手順の練習を行う機会だった」

「チームがそういった手順に慣れるための予行演習はとてもうまくいった。馴染みのない手順だが、非常に重要なものだ。オーストリアに到着した時には、これらの手順が“ニュー・ノーマル”となる。今日は、オーストリアでどういう行動をとるのかを、全員が把握するための一日となった。チーム、そしてF1に関係するすべての人々の安全は非常に重要だ」

「アレックスにとっても、感覚を取り戻すという意味で、非常に有意義な一日だった。彼はまだF1での経験が比較的少ないので、ショーカー用タイヤではあっても100km走れたことは、オーストリアで効果を発揮するだろうし、この経験を活用することができるだろう」

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