ハースとザウバーの4人のドライバーは、モナコGPのフリー走行1回目を前に、2基目のICE(エンジン)、MGU-H、TC(ターボチャージャー)を投入している。
今季は、PUを構成する6つのコンポーネントのうちICEやTC、MGU-Hはドライバーひとりにつき最大3基、MGU-Kやエナジーストア、コントロールエレクトロニクスは最大2基までしか使用が許可されていない。この制限を越えた場合、グリッドペナルティが科されることになる。
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また同時にアップデートを投入する機会も限られることになるため、各PUマニュファクチャラーはPU交換のタイミングに合わせてアップデートを準備しようと開発を行っている。
ハースとザウバーは今回のPU交換により、ペナルティなしでアップデートを導入する機会を逃したことになる。フェラーリは、次戦のカナダGPまでアップデートを施した第2スペックのPUを投入する予定はないと考えられるためだ。
しかしハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、カナダGPの前に新しいコンポーネントを投入しておきたかったと語った。
ハースとザウバーは、全21戦のうち5レースが終了した段階で2基目のPUを投入したことになる。しかしこの2基目と、今後投入される予定の3基目は1基目よりも多くのレースを戦えるはずだ。
というのもシーズン開幕から使用していたPUは、予選や決勝を含むすべてのセッションで使用してこなければならなかったからだ。一方、PUをもう1基導入しプールしておけば、レースウィークの間に交換を行うことによって、走行距離を”シェア”することができる。
「それは単なるサイクルであり、予定されていたことだ」とシュタイナーは述べた。
「今週末はこれまで使用していたPUのままで戦う。それから、カナダでは1基目のPUをFP1とFP2で使い、2基目はレース用のユニットとして土曜日と日曜日に用いる」
「それはまさにサイクルとなっている。だから我々は3基のエンジンで、1シーズンを戦い切れるはずだ」
フェラーリがカナダに新しい仕様のPUを持ち込んだとしても、それを使うのはセバスチャン・ベッテルのみになるはずだ。
彼のチームメイトであるキミ・ライコネンは、スペインGPの際にPU交換を実施。これにより、すでに彼は2基目のICE、MGU-H、ターボを使用していることになる。しかし、それらはいずれも開幕戦の時と同じ仕様のものだ。
ライコネンやザウバー、ハースのドライバーが第2スペックのフェラーリPUを使用するタイミングはまだ分かっていない。
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