MG販売店に並ぶ 航続距離700km以上のEV
MGは、テスラに対抗する新しいEVブランド『IM』を英国に導入した。モデル3とモデルYを彷彿とさせる、小型のセダンとクロスオーバーをラインナップする。
【画像】テスラに真っ向勝負のEV専用ブランド、欧州上陸【IM5とIM 6を詳しく見る】 全9枚
7月10日から13日にかけて英国で開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、新型EV『IM 5』と『IM 6』を一般公開した。今後数か月以内にMGの販売店に導入される予定だ。
IM(Intelligence in Motionの略)は、MGの親会社である上海汽車(SAIC)、eコマース大手のアリババ、研究開発を専門とする張江高科技(Zhangjiang Hi-Tech)の提携により2020年に設立されたEV専用ブランドだ。昨年、ジュネーブ・モーターショーで欧州デビューを果たしている。
セダンのIM 5(中国ではL6と呼ばれる)は、100kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、最大航続距離711kmを誇る。800Vの充電アーキテクチャーにより、10~80%の充電をわずか17分で完了できるとMGは説明している。
仕様詳細は未発表だが、IMのプラットフォームはMGの既存モデルとは別のもので、396kWまでの充電に対応している。これは、英国で現在設置されている公共充電器を上回る能力だ。
最近、900Vの半固体電池を搭載したIM 6ライトイヤー・エディションが発表されたが、英国に導入されるかどうかはまだ明らかになっていない。
IM 5は、75kWhバッテリーを搭載した航続距離の短いバージョンも発売される予定で、航続距離は約530km、価格は3万9450ポンド(約780万円)からとなる。大容量バッテリー搭載モデルは4万4995ポンド(約890万円)、高性能バージョンは4万8495ポンド(約960万円)とされ、価格と性能面でテスラ・モデル3とほぼ同等のラインナップが揃うことになる。
同じ基本構造を共有するクロスオーバーのIM 6では、小型バッテリーは搭載されないが、ロングレンジバージョンが4万7995ポンド(約950万円)、パフォーマンスバージョンが5万995ポンド(約1010万円)という価格で、モデルYと競合する。
パワートレインの仕様は未公開だが、MGによると、最もパワフルなモデルには『ハリケーン』と呼ばれる新世代モーターが搭載され、最上位のツインモーター車では合計出力777psと最大トルク81.7kg-mを発生するという。これにより、セダンは0-100km/h加速3.2秒、クロスオーバーは同3.5秒を実現する。
2台のインテリアはほぼ同じで、26.3インチの巨大な曲面インフォテインメント・ディスプレイと10.5インチのセンタータッチスクリーンが搭載される。
どちらのモデルにも、パノラマルーフ、「雨の夜」用ドライビングモード、自動駐車アシスト、後輪操舵システムなどが用意される。MGによると、後輪操舵を装備したIM 5の最小回転半径は5m未満になるそうだ。
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みんなのコメント
バッテリーとモーターの性能で選べば良いだけのように感じます。