ジーリーが新ブランド発表 デビュー作も公開
中国の自動車大手ジーリー(吉利汽車)は、新たにEV専用ブランド「レーダー・オート(RADER AUTO)」を立ち上げた。その最初のモデルとして、電動ピックアップトラックを公開している。
【画像】ブランドを次々と立ち上げる中国自動車メーカー【レーダーからボルボまで、ジーリー・ホールディング傘下のモデルを写真で見る】 全123枚
この新ブランドでは、ピックアップトラックをはじめとして、SUVやATV(バギーなどの全地形対応車)など幅広いEVモデルを展開していくという。
デビュー作となる「RD6」は、ロータス・エレトレ、ポールスター4、スマート#1など、兄弟ブランドの新モデルと共通のプラットフォーム「サステイナブル・エクスペリエンス・アーキテクチャ(SEA)」を採用する予定だ。パワートレインの詳細や航続距離はまだ公開されていない。
RD6は内燃機関がないためフロントトランクを装備し、外部充電ポートを備えた荷台も備えている。しかし、それ以上の詳細は不明だ。
アウトドアへの関心の高まりに着目
RD6のデザインを手がけたのは、ロータスのクリエイティブチーフであるピーター・ホーブリーだ。レーダーブランドの他のデザインも指揮するホーブリーは、次のように述べている。
「レーダーの製品ラインナップは、電動ピックアップトラックとSUVに焦点を当てています。機能性や使いやすさと、美しいフォルムをミックスさせることに挑戦していきます。わたし達の目標は、ユーザーが視野を広げ、持続可能な方法で自然を探検できるようにすることです」
中国初の電動アウトドア・ライフスタイルブランドを標榜するレーダーは、当面の間、中国市場のみで量産車を販売する意向を示している。親会社のジーリーは、同じ中国ブランドのジーカー(Zeekr)を欧米に導入することを計画しており、将来的にはレーダーも国外に展開する可能性がある。
レーダーは、中国の浙江省杭州市に研究開発施設を置き、山東省シ博市にEV生産施設を完備してRD6を生産する。納車は、今年末に開始される予定だ。
レーダーのブランドCEOであるLing Shi Quanは、以前はジーリー傘下のLynk & Coを率いていた人物だ。同氏は次のようにコメントしている。
「この新しい市場セグメントを理解し、ユーザーに特化した新しいブランドを設立することは、わたしのこれまでのキャリアの中でもハイライトと言えるでしょう」
「レーダー・オートは、ユーザーがより持続可能な方法で世界を探検できるようにすることを目標としています」
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