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EVで復活したフィアット『トポリーノ』、ドイツの自動車デザイン賞を受賞

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EVで復活したフィアット『トポリーノ』、ドイツの自動車デザイン賞を受賞

フィアットは11月13日、新型コンパクトEV『トポリーノ』が、ドイツの権威ある自動車デザイン賞「オートニス・アワード」のミニカー部門において、「ベスト・ニューデザイン2024」を受賞したと発表した。

ドイツの主要自動車雑誌『auto motor und sport』の読者投票で、トポリーノは37.1%の支持を集め、他の候補を大きく引き離して1位に選ばれた。この結果は、持続可能な都市型モビリティと独特のイタリアンデザインを融合させたフィアットの最新電動車が、読者から高い評価を得たことを示している。

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トポリーノは、若年層のドライバーを念頭に置いて設計された全電動の四輪車だ。軽量電動四輪車として、市場によっては14歳から運転が可能で、最高速度は45km/hに設定されている。これにより、都市部での移動に最適な車両となっている。

「トポリーノ」という名前は、イタリア語で「小さなねずみ」を意味し、1936年から1955年まで人気を博した初代フィアット『500』への敬意を表している。初代トポリーノは、小型で手頃な価格、そしてイタリアらしい魅力で世界中に愛好者を生み出した。新型トポリーノは、この愛されたネーミングを復活させただけでなく、最新の電動技術と革新的なデザインを融合させ、新世代の都市ドライバーのための持続可能なモビリティの象徴となっている。

フィアット・トポリーノは、狭い回転半径と自動変速機により、混雑した都市の道路でも容易に操作できるよう設計されている。6kW(8.2hp)の電動モーターを搭載し、1回の充電で最大75kmの走行が可能だ。5.4kWhのバッテリーは、標準的な家庭用コンセントで約4時間で完全に充電できる。

トポリーノのオートニス・アワード受賞により、フィアットは手頃で環境に優しい都市型車両のパイオニアとしての役割を強化し、イタリア自動車デザインの進化における新たなマイルストーンを祝福することとなった。

この受賞は、フィアットが若者向けの持続可能なモビリティ市場で重要な一歩を踏み出したことを示している。トポリーノは、都市部での移動手段としての電動車の可能性を広げ、同時にイタリアンデザインの魅力を世界に発信する役割も果たしている。

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みんなのコメント

6件
  • iam********
    日本ならスバル360の姿で電気自動車として復活して欲しいな。
  • sad********
    日本のビックスクーターのエンジン使ってこういう車を作ればいいのにね
    無理に電気自動車にする必要ない
    ループみたいなのを合法にして批判されまくってるより
    よほど役に立つでしょ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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