2023年F1オーストリアGPの土曜スプリントで、メルセデスのルイス・ハミルトンは10番手、ジョージ・ラッセルは8番手だった。
ハミルトンは、SQ1で1分06秒624のタイムを記録したものの、それがターン10のトラックリミット違反により取り消されてしまった。再度アタックを行ったが、トラフィックによりタイムを更新することができず、SQ1敗退という結果に終わった。
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スプリントでは18番グリッドから1周目に13番手まで浮上、その後、12番手を走行した。路面が乾き始めた時、17周目にインターミディエイトからソフトに交換。タイヤのアドバンテージを使って10番手まで上がり、フィニッシュした。
ラッセルは、スプリント・シュートアウトでSQ1を通過した後、ハイドロリックの問題で走行できなくなり、SQ2ノータイムでスプリントは15番グリッドからのスタートとなった。1周目に12番手に上がり、11番手を走行中、15周目にいち早くドライタイヤへの交換を決めたラッセルは、次々と順位を上げ、7番手のエステバン・オコン(アルピーヌ)まで0.009秒差の8番手を獲得、1ポイントをつかんだ。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
スプリント・シュートアウト=18番手(SQ1=18番手1分07秒282:ソフトタイヤ)
スプリント=10番手(18番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ソフト)
今朝はマシンが比較的速いと感じて、このペースならシュートアウトとスプリントでトップ5に入れると思ったんだけど、そうはいかなかった。
(スプリントは)とても難しいコンディションで、ギャンブルをしたくないと思ったために、残念ながらスリックに交換するタイミングが1周遅くなった。
今日(のスプリントで)は、ただただレースを楽しもうとして走っていた。ポイントを取り逃したけれど、今は明日のレースに集中している。明日はもっとずっといい位置からスタートすることができる。今日は多くのことを学べた。それを明日に生かしたい。
(スプリント後のインタビューで語り)楽しかった。走りながら笑っていたよ。普段の週末にライ・ハウス(注:イギリスのカートコース)で走っているみたいだった。ただただ楽しむ目的でね。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
スプリント・シュートアウト=15番手(SQ1=7番手1分06秒653:ミディアムタイヤ/SQ2=15番手ノータイム)
スプリント=8番手(15番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ソフト)
今日のコンディションはトリッキーだったので、15番手からほぼ7番手の8番手まで順位を上げることができたのはうれしい。こういうコンディションでのドライビングには自信があるんだ。総合的に考えても堅実な結果だと思う。
まだ望むポジションからは遠く離れているけれど、今日のスプリントからは間違いなくポジティブな要素を見つけることができる。
シュートアウトは思いどおりには進まなかった。油圧の問題が生じてSQ2を走ることができず、スプリントをグリッド後方からスタートすることになった。スプリントレースで失うものはあまりないが、今日のようなウエットコンディションではマシンにダメージを与えるリスクが高いのは明らかだ。
明日は気温が上がってドライになるはずだから、レースのなかでポジションを上げていける自信があるよ。今日はマシンもペースも良かった。日曜に何ができるかを見てみよう。
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