WEC(世界耐久選手権)に参戦するコルベット・レーシングは、COTA6時間レースおよびセブリング1000マイルレースで、ヤン・マグヌッセンとマイク・ロッケンフェラーを起用することを発表した。
ハースF1チームのドライバーであるケビン・マグヌッセンの父ヤン・マグヌッセンは、最近ではIMSAやル・マン24時間レースでコルベットを走らせる主力ドライバーのひとりだった。しかし、2019年末にジョーダン・テイラーと入れ替わる形で、同チームのシートを失うことになっていた。
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同様に、アウディのファクトリードライバーでもあるロッケンフェラーは、2016年からIMSAのコルベットドライバーの常連であり、DTMでアウディのマシンを走らせるとともに、過去2年にわたってル・マン24時間でコルベットを走らせた。
しかし、今年のル・マンはDTMのアンデルストープ戦と日程が重複しているため、ロッケンフェラーは参戦を断念。WTCRなどで活躍したニッキー・キャッツバーグが後任を務めることになった。
ただコルベットは、今月末に行なわれるWECのCOTA戦、そして来月のセブリング戦にスポット参戦するにあたり、ふたりのドライバーを起用することを明らかにした。
マグヌッセンはTwitterに次のようなコメントを投稿している。
「COTAとセブリングで、チーム・シェルビーに戻り、ミッドエンジンのコルベットC8.Rを再びドライブできることになり、とても嬉しい」
「初期のテストでも、C8.Rのエンジニアリングとパフォーマンスのレベルには、非常に感銘を受けた。今、そしてレースで、再びこのマシンをドライブできることにとても興奮している」
なおWECのセブリング戦は、IMSAのセブリング12時間が行なわれる前日に同地でレース開催が予定されている。コルベットは今回マグヌッセンとロッケンフェラーを招集したことで、同チームのドライバーが2日続けて過酷なレースに挑むという状況を避けられることになる。
ミッドエンジンのコルベットC8.Rは、2020年のIMSA開幕戦であるデイトナ24時間でレースデビューを果たした。テイラー、アントニオ・ガルシア、キャッツバーグのトリオが走らせた3号車は、GTル・マンクラスで4位。オリバー・ギャビン、トミー・ミルナー、マルセル・ファスラーの4号車は、オイル漏れによって大きくタイムロスし、7位に終わっている。
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