V8ハイブリッドの次世代車、来年公開へ
ブガッティは、ハイパーカーのシロンの後継となる新型車を来年公開し、2026年の発売予定であることを明らかにした。
【画像】1つの時代を築いた世界最速車【ブガッティ・シロンを写真で見る】 全58枚
ブランドを象徴するW16エンジンを、昨年発表のミストラルで引退させたブガッティ。新型車ではハイブリッドのV8ガソリンエンジンを採用する予定だ。
新型車のデザインを監督したアヒム・アンスハイト氏はAUTOCARの取材に対し、「クルマは完成しました。プロトタイプの金型は2、3か月前に納入し、生産用の金型は数か月後に納入する予定です」と語った。
アンスハイト氏は19年間ブガッティに在籍したが、今回の新型車に関するニュースに先立ち、デザインチーフを退任するという発表があった。彼はこう語っている。「過去19年間ブガッティで学び、理解しようとしたことすべてを、このクルマの開発に反映させたかったのです」
同氏は新型車について、ブガッティを新しい時代へと「前進」させる一方で、馬蹄形グリルや「ブガッティ・ライン」(1934年のタイプ57以来、すべてのモデルに採用されている特徴的なベルトライン)といったブランドの特徴的なデザインを維持しなければならないと語った。
次期ハイパーカーは新しいシャシーを使用し、小型のV8エンジンのためミストラルよりもスリムになると予想されている。
「パフォーマンスとパフォーマンスのニーズから、制約もあるでしょう。しかし、わたし達はクルマの隅々まで熟知しているため、(変更が)どこに有効で、どこに問題が生じるかを正確に把握しています」とアンスハイト氏。
ブガッティは新型車について口を固く閉ざしており、パワートレインの電動化以外に何も明かしていない。
ハイブリッド・パワートレインを搭載したハイパーカーといえば、コスワース製6.5L V12エンジンのアストン マーティン・ヴァルキリーから、F1用の1.6L V6ターボのメルセデスAMGワンなどが直近の例として挙げられる。次のブガッティには、アストンに近いものを期待したい。
AUTOCARの取材に応じたブガッティの新デザインディレクター、フランク・ハイル氏は、新型車はミストラルよりも「さらに素晴らしいものになる」と語り、「わたし達を信頼してください」とファンに呼びかけた。
「プロポーション的にも、技術的にも、革新性という点でも、意外性という点でも、驚くようなものになるでしょう。人々の度肝を抜くようなものになるだろうし、これに携わるのは本当に嬉しい」とハイル氏。車両デザインはこれまでも難しいものだったという。
「(ミストラルは)重量バランスを考慮した結果、トランスミッションが座席の間にあり、ラ・フェラーリと比較するとかなりコンパクトなクルマになっています。しかし、ハイブリッド・パワートレインではバッテリーの重量が増えるため、クルマ全体のアーキテクチャを見直す必要があります」
ブガッティのインテリアデザイナーであるアルド・マリア・シーカ氏によると、新型車のインテリアは劇的に刷新されることはなく、最近のモデルに近いものになるという。おそらくアストン マーティンDB12と同じような流れで、大型のインフォテインメント・タッチスクリーンが採用されることになるだろう。
ブガッティの新型車は、500万ユーロ(約7億8600万円)のミストラルよりも高価になると予想されている。
ブガッティ・リマックのCEOであるマテ・リマック氏は以前、次の目標としてEVを挙げている。
追加取材:ジョナサン・ブライス
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント