MotoGPの2022年シーズンに自身初のチャンピオンに輝いたドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、2023年に使用するナンバーをまだ決めていない。その最終決定は、写真撮影の際になるという。
ライダーの選択によるパーソナルナンバー制が根付いているMotoGPだが、チャンピオンとなったライダーはその翌年、自身のナンバーか、チャンピオンのみが使用できる『1』のどちらかを選ぶ権利が生まれる。
■バリー・シーン、バレンティーノ・ロッシ……チャンピオンが『1』を使わなくなった現代MotoGP
近年はチャンピオンナンバーたる『1』を使用するライダーも少なくなっているため、新たなチャンピオンが誕生すると逆にナンバーをどうするのかに注目が集まるようになった。
バニャイヤはこれまでのところ、2023年シーズンに『1』か『63』のどちらを使用するかは決定していない。チームのローンチイベントやプレシーズンテストも迫ってきたが、バニャイヤは今でもこの選択に決断を下だせていないのだという。そしてその決定は、ローンチイベントに向けた写真撮影の場における“フィーリング”で行なうとバニャイヤは語った。
「オフの間、何度も考えが変わってしまっていたんだ」
バニャイヤはイタリアの国営放送RAIの番組に出演した際、そう語った。
「最初は『1』を選ぼうとしていたんだけど、お休みに入って『63』が良いなとも思ってしまった。だから、プレゼンテーションに向けて写真を撮影する日に決めることにするよ」
「マシンはふたつの番号を用意しているから、そのときのフィーリングで選ぶことになるね」
なおバニャイヤは同番組の中で、MotoGPチャンピオンという称号よりも、世界で最も速いライダーだという事実に興奮を覚えているとも語った。
「時々、僕は自分が世界で一番速いライダーだと自分に自覚させるんだけど、その時はMotoGPチャンピオンだということよりもワクワクさせられるんだ!」
「ドゥカティと契約したとき、僕は全力を尽くせば素晴らしい結果にたどり着くことができると分かっていた」
そしてバニャイヤは自身の師匠でもあるMotoGPレジェンド、バレンティーノ・ロッシの存在についても、2022年シーズンを通じて助力してもらったと明かした。
「彼にコーチしてくれるように頼んだんだ。もちろん、彼自身四輪レースに参戦しているし、小さな子供もいるから大変なことだとは分かっていた」
「電話でたくさん話をしたし、グランプリに来てくれたときにはトラックサイドから走りを見てもらうように頼んでいた。僕は彼から、落ち着くこと、そしてどの瞬間も楽しむことを教わった」
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