ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、今季8レースを残した段階でランキング2位につけているものの、ドゥカティ勢がさらに勢いを増してくると予想。ランキング4位を獲得するのが現実的な目標だと語った。
ロッシは今季、第11戦オーストリアGPを終えた時点で優勝こそないものの、5度の表彰台を獲得するなど安定してトップ5フィニッシュを続けてきた。しかし今季5勝を記録しているポイントリーダーのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とは59ポイントの大差をつけられている。
サインツJr.、シルバーストンのバンプは「MotoGPライダーには気の毒」
ロッシを追うランキング3位、4位にはドゥカティのファクトリー勢が続いている。オーストリアGPでは、レッドブルリンクを得意とするドゥカティ勢が躍動し、ホルヘ・ロレンソが優勝。アンドレア・ドヴィツィオーゾが3位となった。
対するロッシは予選Q1を突破できず14番手スタート、追い上げて6位まで挽回したが、ドゥカティ勢との差は縮まる結果となった。ロッシとの差はそれぞれ、ランク3位のロレンソが12ポイント、ランク4位のドヴィツィオーゾが13ポイントとなっている。
次戦イギリスGPの舞台となるシルバーストンは、加速を苦手とするヤマハのバイクにとって、ストップ&ゴーのレッドブルリンクよりも相性の良いサーキット。オーストリアGPでの”悲惨な結果”が繰り返されることはないと予想されるが、ロッシはロレンソかドヴィツィオーゾが優勝を勝ち取り、チャンピオンシップ上で自身を追い抜く可能性が高いと考えているようだ。
「現実的には、ドゥカティは2台ともが僕を打ち負かすと思う。彼らは(ポイント上)近いところにいるし、とても速いからだ」とロッシは話した。
「ほとんど全てのコースで表彰台を争うのは素晴らしいことだが、今年は3人のライダー(マルケス、ロレンソ、ドヴィツィオーゾ)が速い。だから厳しいだろう」
「だけどトライしてみる必要があるし、次の数レースはコーナーが多い。彼らに近づけることを願っている」
「昨年のシルバーストンのレースは素晴らしかった。僕はフロントロウからスタートして、トップをキープした。16周をリードし、ある時点までは勝てると思っていた。でも、ドヴィツィオーゾと(チームメイトのマーベリック)ビニャーレスが僕を倒した」
「僕たちは(シルバーストンで)速いはずだ。だけど、マルケスやドゥカティの2台が昨年よりも速くなっているかを見極める必要がある」
イギリスGPに先立ち、ロッシは日曜日にミサノでテストを実施する予定となっている。さらにその後、アラゴンで行われるテストにも彼は参加するようだ。
ロッシは、今月初めにブルノで行われたレース後のテストでバイクの改善を実感できなかったこともあり、今後のテストでも大きな進歩が得られると期待してはいないようだ。
「重要なのは、何かを試すことだ」と彼は語った。
「ミサノ(第13戦サンマリノGP)は僕のホームレースだから大切だ。だけど、僕はこれら2度のテストで大きな前進ができるとは思っていない」
「昨年は負傷していてミサノでレースができなかったので、僕を見に来るファンのためにも、良い結果が得られれば素晴らしいと思う」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
国民ブチギレ!? なぜ「13年」で”自動車税”高くなるのか 軽自動車は20%加算も!? 「やってらんない税」「税金安くしろよ」の声上がる 理不尽な重課措置の仕組みとは
出た~~!大型連休に大量出没「サンデードライバー」の困った行動とは 「周囲の怒り」食らわないために守るべき「運転時の当たり前」
「左足ブレーキ」は「アリ」?「ナシ」!? なぜ教習所では「右足ブレーキ」推奨? 割れる「見解」どちらが”正しい”のか
車間空けすぎ、ほら割り込まれた!それでもゆっくり渋滞を走るドライバー、実は“イイ人”?
新型コンパクトSUV ホンダ「WR-V」の快進撃が止まらない! 月間受注1万台超えは計画の4倍以上 なぜ人気? “コスパ”だけでないその理由とは
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?