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マルティンがトップのプラクティス、プラマックとアプリリアが上位を席巻/第17戦タイGP

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マルティンがトップのプラクティス、プラマックとアプリリアが上位を席巻/第17戦タイGP

 10月27日、MotoGP第17戦タイGPの初日セッションがチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)がプラクティスをトップで終えた。

 タイGPは、前戦オーストラリアGPの初日以降、イタリアGPで骨折した右足の痛みにより欠場したアレックス・リンス(LCRホンダ・カストロール)が、今大会もエントリーしないこととなった。チームによれば癒合している腓骨の近くに小さなヘルニアがあることが判明したとのこと。リンスは26日に手術を受けた。なお、リンスの代役は立てられない。

2023年MotoGP第16戦オーストラリアGP TV放送&タイムスケジュール

 フリープラクティス1は気温33度、路面温度43度のドライコンディションで行われた。序盤、トップタイムをマークしたのはマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)。2番手はアレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)、3番手にはマルティン、そして4番手に前戦オーストラリアGPで初表彰台を獲得したファビオ・ディ・ジャンアントニオ(グレシーニ・レーシングMotoGP)がつける状況である。

 残り時間10分になるとビニャーレスのトップタイムがチームメイトのアレイシ・エスパルガロによって更新された。その5分後、マルティンがトップに浮上する。ビニャーレスも自己ベストを更新するが、マルティンのタイムには届かず、マルティンがフリープラクティス1をトップで終えた。

 マルティンに続く2番手はビニャーレス。3番手には終盤にタイムを更新したポル・エスパルガロ(GASGASファクトリー・レーシング・テック3)が入り、4番手には兄のアレイシ・エスパルガロが続いた。5番手はフランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)だった。

 フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)は10番手、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は11番手、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は12番手。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は18番手だった。

 午後のプラクティスは気温34度、路面温度49度のドライコンディション。セッション中盤の時点で、トップに立っていたのはビニャーレス、2番手はアレックス・マルケス。3番手には、フリープラクティス1で奮わなかったブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が浮上していた。

 残り時間が5分になると、激しいタイムアタックが始まる。この時点でトップはビニャーレス。2番手にマルコ・ベゼッチ(ムーニーVR46レーシング・チーム)、3番手にヨハン・ザルコ(プリマ・プラマック・レーシング)がつけていた。

 残り時間2分、マルティンがトップタイムをマーク。マルティンはその直後に3コーナーで転倒を喫したものの、イエローフラッグもあってかマルティンのタイムを更新するライダーはいなかった。

 マルティンはプラクティスをトップで終えた。2番手は0.098秒差でビニャーレス。3番手はアレイシ・エスパルガロで、4番手がザルコ。トップ4はプリマ・プラマック・レーシングとアプリリア・レーシングのライダーが占めた。5番手にはルカ・マリーニ(ムーニーVR46レーシング・チーム)が続いている。

 バニャイアは上位に浮上することなく7番手で、Q2へのダイレクト進出は確保した。クアルタラロは8番手で、こちらもQ2進出を決めている。マルク・マルケスは11番手に終わり、惜しくもQ1からの予選となった。中上は20番手だった。

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みんなのコメント

2件
  • g********
    雨でもドライでも超速いマルティン頑張って。
    陽気で愛されキャラ。
  • なおぞう
    転倒さえ無ければスプリントに続きマルティンが勝ちそうだな。オーストラリアのようにタイヤ選択次第で波乱があるかもだけど
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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