7月5日決勝のオーストリアGPから、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が延期されていたF1の2020年シーズンがいよいよ開幕を迎える。ドライバーたちにとっては、2月のプレシーズンテスト以来、約4ヵ月ぶりに本格的にステアリングを握る機会が訪れる……ということになる。
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2020年をタイトルに挑むためのシーズンとして位置付けている。しかしフィルミングデーにも参加できず、ぶっつけ本番でレースに挑むということになる。
■王座獲得へ……共に野望に挑む。レッドブル代表、ホンダとの関係前進に自信
「こんなに長いことマシンをドライブできなかったのは、本当に奇妙なことだよ。カートを始めて以来、最長なんじゃないかな」
フェルスタッペンはチームのシーズンプレビューに、そうコメントを寄せた。
「幸いにも、僕の自宅にはシミュレータがある。ご存知のように、シーズン中断中には、頻繁にそれを使った。でもレースに戻ることができるのは、とても嬉しい。今回のことは、多くの人にとってとてもチャレンジングだから、何も不満はないよ」
「レースに向けてのトレーニングは、これまでになく自由に時間を使うことができた。だから、これまで以上に素晴らしい状態だよ。オーストラリアの前よりも、体調はずっと良い」
フェルスタッペンは、2020年のマシンであるRB16にはまだまだ改善の余地はあるものの、レッドブルリンクで良い戦いができると自信を持っている。
「RB16をしばらくドライブしていない。当時は良い感じだったけど、まだ改善の余地があったし、いつでもより良くしたいと思っている」
「チームはレースに向けて懸命に取り組んでおり、マシンのアップグレードも予定されている。でも、全てのチームがアップデートを投入するだろうから、現時点ではそれぞれのチームのポジションは分からない。オーストリアは、気象条件も急速に変化するため、それも結果に影響するだろう。僕はコースで何が起きているかに集中し、マシンから最高のパフォーマンスを引き出すようにしたい」
「(レッドブルリンクでは)簡単に勝てるとは思わない。メルセデスは非常に強いだろうし、フェラーリがどこにいるのかということについても、誰も分からない。レースに勝つのはとても難しい挑戦になるだろうけど、僕らは目指してみるつもりだ」
フェルスタッペンは今シーズンについて、タイトルを争う最初のチャンスになると認識していると改めて語った。
「そうなることを願っている。必ずそうなると言うのは、とても難しいけどね。僕が知っていることのひとつは、僕らはそれを手にすべく戦うために、できる限りのことをするということだ」
「メルセデスは、まだ挑むべき相手だ。彼らは長いこと、F1を支配してきたからね。彼らはまだ非常に強く、打ち負かすのはとても難しいだろう。でも、チームとしては昨年多くのことを学んだし、僕らは本当に強くなったと思う」
「今年は彼らとの差を埋めるつもりだし、彼らを苦しめることができることを願っている。彼らに挑み、そして倒すことができれば、良いチャレンジになるだろう」
ホンダについても、フェルスタッペンが次のように期待を語った。
「ホンダは確かに、冬の間再び一生懸命働いてきた。そして、バルセロナでのテストでは、非常に堅実に見えた。最高速はまともだったし、行なわれてきた作業にはとても満足している」
「ホンダには大いにモチベーションがあり、僕らがしているのと同じように、タイトルのために戦いたいと思っている」
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